2020年3月29日日曜日

じわじわと円高傾向に









ドル円相場は、金曜日には108円を割って、107.9円まで円高が進みました。

目先、為替動向がどうなるのか、わかりませんが、アメリカの景気後退がさらに表面化すれば、まだまだ円高の余地はあると思っています。


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今週は、株を買わずに、FXでドル売り円買いを少し設定しました(109円台)。レバレッジ比率5倍程度なので、大したヘッジにはなっていませんけど。

今後、株安に円高となると、ポートフォリオの痛みは(円ベースで)ますます、厳しくなる可能性もあります。

私は105円を超えるドル円水準ではほとんどドル転していません(多分米国株を始めてから通算の為替はそれでも92円程度ぐらいだった計算)。

と言っても株価水準と為替水準を比べると前者を優先して、今後はドル転していく予定ですが。

日銀や政府の金融財政政策に由来する円高と実質金利差というファンダメンタルズで修正される円高と今後どちらにマーケットが反応するのか正直読めませんが、理論的にはかなりの円安水準であることは再度認識したほうがいいでしょう。

さらに、日本企業はこの10年で、いわゆる「内需株」でも海外進出がすすんだ企業も多く(良品計画やファーストリテイリングなど)、従来以上に円高が業績に与える影響は大きくなっているかもしれません。

為替予約や現地化で個別企業の資金繰りは影響ありませんが、円換算する業績への影響は引き続きありますので、要注意でしょう。

もっとも、為替による業績悪化は企業の実力と関係ない、と割り切って買いに向かうのは投資手法としてはありだと思います。

そういった企業は為替ニュートラルベースの業績とか言って、投資家にPRしていると思います(JTとか)。

いずれにせよ、円高の心の準備を強化したいと思います。確か今週は米雇用統計がありますね。
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