2020年3月18日水曜日

Everyday Low Priceとその弊害 OKスーパーにて







近所に、首都圏ではちょっと有名なスーパー「オーケー」(本社:横浜市)があります。

ちなみに、株式非公開企業(残念)です。創業者はあのセコムの飯田亮氏の実兄です(ちなみに、飯田家は3兄弟で、長兄が居酒屋「天狗」のテンアライドの創業者飯田保氏、次兄がOKの飯田勧氏、末弟がセコムの飯田亮氏とばらばらで事業に成功したようです)。

このスーパーは題名の通り、Everyday Low Price をモットーにしており、チラシや特売品とかはやらず、ひたすら安値で販売することが最大のウリです。

例えば、コンビニで100円のアイスクリームがオーケーは70円台で売っている、いつも使っているライオンの歯ブラシはホームセンターでは298円で売っていて、オーケーで240円弱とかそれぐらい安いです。(いずれも税抜)

かつ、会員カード登録で3%引きになります。Paypay と楽天Payに対応しています。

あのウォルマートが何度も買収提案に行って、断られたというエピソードは有名です。

安くするために、ドミナント出店(東京湾沿岸沿いがメイン)、商品数を絞り込む(品揃えはイオンやヨーカドーより少ないと思う。時々「なんでこれがないの?」とか思う。

したがって、いつも混んでいます。ご近所の皆さんは愛用していると思います。コロナウイルスでパニックになった時に、皆さん朝からオーケーの前に並んで買い占めた、らしいです。

同じような近所に、有名な上場企業でもある「ヤオコー」の店舗もありますが、ヤオコーでは、そこまで買い占めがなかったと聞きました(それぐらい支持されている)。

コスパ重視の私も当然オーケー派です。

しかし、そんなオーケーにも困った点があります。結構、我が強いんです。


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安値ナンバーワン、は当社の経営努力(ローコストオペレーション)に加え、やっぱりバイイングパワーも必要なのかもしれません(したがって、商品数を絞り込んでいる)。

時々、従来陳列されていた商品が姿を消してしまう事があり、その棚に「仕入交渉が破談となった」(スーパー側の仕入れ値をメーカ側が断ったため、供給打ち切りとなった)と記載があるケースがあります。

その時は「へえ~」と思ったのですが、今回はちょっと行き過ぎかもしれません。


明治のチョコレートの大半が取扱中止となっていました。私が行った時はすでに在庫もなく、定番で買っていた「明治 チョコレート効果 カカオ72% 26枚」は売り切れていました。

店員さんに訳を尋ねると、「本部の方針です」の一点張り。悔しくて、本部に電話しましたが、「方針です」の一点張り。

いやあ、流石にシェアナンバーワンの明治のチョコレートを置かない理由はないんじゃないか?

上記のチョコレート効果72% 26枚入りは確か、268円(税抜)で売られていました。イオン、ヤオコー、ヨーカドーあたりで買うと320円~340円で売っています。

あくまで想像ですが、明治と仕入価格交渉が決裂して、明治に切られたのだと思います。
(そんな値段でしか買ってくれないんなら、もう販売しません)

結局、Everyday Low Priceを貫けるほど経営体力がない、ということを露呈したか、少しでも妥協して値上げして販売を継続する(要するに他店より安ければ買う)のいずれかでしょう。

デフレからインフレに向かう(最近、この流れに疑問ですけど)過程では方針の変更も視野に入れてほしいです。

ハイカカオチョコの購入方法を私自身も変更の必要性が出て、困っています(笑)。

糖質を制約している関係上、カカオは好きなこともあって、ハイカカオチョコを毎日数切れ食べるのが愉しみの一つなのです(これで甘味を満たしています)。

だからこだわっていました。

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2 件のコメント:

  1. 好みもあると思いますが、トップバリュのハイカカオはどうでしょう?
    https://www.topvalu.net/items/detail/4549741796408

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    1. nagoyakaさん、コメントありがとうございます。
      トップバリュハイカカオチョコレート、知っています。食べたことがあります。明治より甘いですね。
      ただ、あんまりトップバリュブランドが好きではないので、、、、(安い理由は原材料にあったりすることが多い)

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