2014年10月14日火曜日

「サラリーマンがゼロから純資産5億円を築いた私の投資法」ふりーパパ著 を読んで








著者のふりーパパ氏は、実際にお会いしたことはありませんが、ちょっと憧れる存在の方で、エンジュクという投資日記サイトで連載されているブログはここ数年毎日欠かさず読んでいます。


その方が本を出版する、というので楽天で予約して、先日到着して早速読破しました。

ふりーパパ氏(当然ペンネーム)は、大学卒業後リース会社(東京リース?)に就職され、そこで金融の実務に携わり、その後、会社の元先輩から外資系証券会社(たぶんクレディ・スイスじゃないか)にヘッドハントされ、脱サラ後、今は悠々自適の投資ライフを送っていらっしゃいます。確か2014年からはニュージーランドに移住されている、という方です。

年齢はおそらく50代半ばだと思いますが、サラリーマンに疲れた人なら、うらやましく思う経歴ですね。

株式、不動産、FXを重ねて投資歴合計30年で5億円という事のようですが、初めの数年間はやはり浮き沈みがあったようです。

この本は、そんなふりーパパ氏(You Tubeからは実物が拝見できます)がこれまでどのような投資を行ってきたかが書かれています。

この本を読むと、彼が大学を卒業した1984年から今まで、政治経済的に何が起こったのか、その結果景気がどのように変動したのか、そういった中、どのように仕事や投資に向き合っていったのか、などが書かれています。

これからバブルが始まる、バブルの絶頂、湾岸戦争前後、バブル崩壊後(住専問題、地下鉄サリン事件)、日本の金融恐慌、小泉政権時代の好景気、リーマンショック、東日本大震災などなどといった時事的な出来事が出てきます。バブル前後は実に詳しく記載されているので、ちょっと懐かしかったですね。

彼の株式投資手法は、1990年過ぎから、ウイリアム・オニール氏の成長株投資にテクニカル分析を加えた「テクノファンダメンタル投資法」(とふりーパパ氏が名づけている)がメインです。
経営上のエポックメイキングな出来事により、新高値を取った株式を追いかけて、半年から1年で2から5倍の株式リターンを狙うようなイメージです。

彼が成功した株に

シマノ(1992年ごろ)、ニチハ(93年)、ユニ・チャーム(93年?)、メイテック、ローム、村田製作所(94年)、フルサト工業(96年)、カッパ・クリエイト(98年)、AOL(99年)、NOVA(03年)、レインズ(焼肉の牛角ですね)、シノケン(03年)、サイボウズ(05年)、EMシステムズ(06年)、ワッツ(06年)、鬼怒川ゴム工業(10年)、スカイマーク(10年)、JIN(11年)

等が上がっています。

よく見れば、今保有していても十分イケそうな銘柄(例、シマノ、ユニ・チャーム、村田製作所)も入っていて、興味深いです。




彼は、自分の型にはまった株を買って、利が十分乗ったら売り切るパターンですので、景気がピークになったり、株価が高値圏にあるときには、株に手を出さないようです。

これがまさにリスク管理と思いました。

そして相場が暴落すると、手に持っているキャッシュで、不動産を買い漁る(当然不動産市況も底値になっている)、給与収入の余剰や不動産の家賃収入でまた株式投資を再開する、というのがパターンの様です。

私のようなBuy & Holdタイプの投資家は、株価が下がれば、ミスターマーケットと心中しかないな、と半ば覚悟しているのですが、ふりーパパ氏の様に、市場にいるときといないときがはっきり分かれるように自分ができるかは非常に疑問です。

但し、新高値を追いかける成長株投資法というのは再現性が高いようで、彼がエンジュクで主催する投資塾の受講生の反響はものすごくいいようです。今ではエンジュクの看板講座のようになっていることから、株の初心者でも結果が出しやすいのかもしれません。この投資塾から億り人が出たそうです。

ふりーパパ氏は自らの投資歴をこの本で、サラッと書かれていますが、カードローンで数百万円引き出して、信用で株を買ったなど、かなりギャンブラーな側面も持ち合わせているようです。このような側面はブログでは全く想像つきません。

また、かなり投資の勉強に時間を費やしていたようにも思われます。
不動産投資に踏み切ったり、外資系証券に転職したり、ニュージーランドに移住をしたりと、結構行動力もおありです。


その辺のところを勘案して、自分の参考にすればいいと思います。成功した投資家の話って、やっぱり面白いですねえ。読む価値は十二分にあると思います。

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2014年10月13日月曜日

ネットショッピングとバリュー投資

少し気が早いが、11月の下旬から、アメリカではクリスマス商戦が本格的にスタートする。小売業ではこの時期の売上高が平常月の倍以上になるらしい。さまざまな統計期間が昨年との売上高の対比を発表している。

近年、そういった実店舗の売り上げに明らかに影響を与えているのが、いわゆるネットショッピングです。アマゾンの同期間中の売上高などが話題となります。
さて、私もご多分に漏れず、ネットショッピングをするほうで、その取引金額は年々増えていると思います。

特にもう3年以上前にiPadを買ってからの増え方が大きいです。タブレットだと簡単にネットに接続できますね。また、クレジットカードのポイント還元にこだわるようになり、楽天カードを作ってからは、楽天でのショッピングが増加しています。

買う内容も、数年前まではアマゾンで本、CD・DVDを買っている程度でしたが、最近では家電(Wi-Fiルーター)、食品(まとめて買うと送料込でも安くなる)、家庭用品、衣服などその幅が広がっていっています。

ネットショッピングの良い点は
  • 品揃えが豊富である(ネットサーフィンすれば、かなりの確率でニーズに合うものが探せる)
  • 店員などに気兼ねなく買い物ができる(説明文を読めば、かなり商品への理解は可能)
  • 相対的に価格が安い(同レベルのスペックのものなら、実店舗と比較して、固定費が安い分価格に還元されやすい。楽天の場合、楽天カードやキャンペーンをうまく活用できれば、割引率が大きくなる)


といった点だろうか。

ネットショッピングの気になる点は
  • 実物を手にしない不安
  • 決済・配送など売り手への信用・サービス不安


といった点かな? しかし、「気になる点」は経験を積むことで解消されていきます。

店員に疑問点を聞くことができない不安、というのもあるかもしれません。その場合、ショップに電話なりメールで問い合わせができます。HPの記載が不十分(例:サイズの測り方)、誤記や不明点を電話します。小規模経営のショップなら責任者がメール・電話の対応をしてくれます。
そうすれば、ショップの雰囲気もわかったりします。
(しっかりしたショップならそういうこともありませんが)

さらに、実店舗で試着、下見をして、ネットでクリックして注文という事も可能です。事実、オーダースーツができるお店では、生地選びや採寸は実店舗でやってくれるところがあります。この場合、代金決済だけネットになります。

楽天の場合、レビュアーがショップや商品の感想を書いている場合があります。そのレビューを読めば、多くのヒントを得ることができます(具体的に良い点、悪い点を指摘しているレビューは参考になりやすい)。これでサービス面や信用面への不安が和らぎます。

アマゾンやYahoo!も本以外の商品への販促を強めていますので、サービスは全体的に良くなる一方です。

最近、大手量販(ケーズデンキとか洋服の青山とか)も楽天でネット販売をするようになりましたが、私はやはり個人経営か少人数の中小企業が経営する特色あるショップで買い物するのが楽しいです。
こちらの細かいニーズを満たしてくれるショップが結構あるので、買いたいもののイメージがはっきりしている場合はネットショッピングしやすいです。

また、楽天やYahoo!に出店していないが、評判の良いネットショップなどもありますが、こちらは経験値を積まないとなかなか手が出せないかもしれませんね。

さて、最近具体的に何を買ったのかをご紹介
なんと、スーツを買いました。



昨年、同じショップでハリスツイードのジャケットを2万5千円ぐらい(ビームスあたりだと5万円~6万円ぐらいだと思う)で買い、なかなか良いものだったので、そのショップには好印象を抱いていました。

今回、スーツを買おうと思って、ネットで調べていると、同じ店から、ゼニアというイタリアの生地を使ったスーツが、なんと1万7千円という破格値で在庫処分を行っていました(元値は推定3万8千円程度。百貨店等で買えば8万円は下らないだろう。ただし買ったのは中国製)。

自分のスーツのサイズを徹底的に調べて(伊勢丹、ユナイテッド・アローズ、ビームス、ヨーカドー、スーツセレクト、青山、ユニクロ等などで試着しまくる)、同じようなサイズだったので買いました。
こんな感じのものです。

仕立てにこだわる人なら、オーダーすると思いますが、そこまでこだわりもなく(今まで量販店で買ったスーツでも4,5年着ていましたので)、中国製で十分です。
着心地はゼニアというだけあって、なめらかでいい感じです。サイズも問題ありませんでした。

スーツなんてどうやって送ってくるの?
「ハンガー便」という配送方法があります。

配達員さんが左のビニール袋に入ったスーツをそのまま手渡ししてくれます。

ズボンの裾上げはどうするの?
二つ方法があると思います。一つは買ったショップで裾上げしてから送ってもらう方法。もう一つは裾上げを近所のリフォームショップでやってもらう方法。
いずれにせよ、自分の股下が何センチかを測ればよい。今持っているスーツのズボンを測るとか、ユニクロで試着するとか。ユニクロのズボンは股下2センチ単位で売っているはずなので、かなり正確に測れます。
サイズの測り方は、たいていショップのHPに記載があります。

万が一サイズが間違っていればどうするのか?
すそ上げ前なら、返品対応してくれるショップが大半です。私は昨年ツイードジャケットを交換してもらいました。

また、ショップによっては、事前に試着用のスーツを送付してくれるところや、該当商品を試着させてくれるショップも登場しています。試着して気に入ったら買うってすごいサービスです。

こういったショップは、地方の中小零細ショップが多く、こちらのニーズの把握やサービス面など、ものすごく行き届いていると感じます。顔は見えませんが、頑張っている小さなショップの経営者ってなんとなく応援したくなりますね。こちらも良いものをリーズナブルな価格で買えますし。
ちなみに私は今回、スーツを岐阜のStyle Editionというショップで買いました。試着可能というショップは福島の会津若松のTrad House Fukiyaというショップです。




とまあ、こんな感じでネットショッピングを楽しんでいます。
もちろん、ららぽーとやアウトレットモールなどの実店舗へショッピングに行くこともよくありますし、そういったショップで買うこともあります。しかし、価格面ではネットに軍配が上がってしまいそうです。

どうしても、「フェアバリュー」以下の価格で買おうとする心理がこういった行動の原理になっているような気がします。割安価格で買おうとする分、そのための下調べをしっかり行うという点は投資に似ているようです。

上方修正投資法やスイングトレードなどがありますが、やっぱり自分にはバリュー投資が向いているような気がしました。


株式投資の方は、そそそろ出動すべき時期が来ましたね。

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2014年10月4日土曜日

9月の投資状況


今月は10月の雇用統計終了後の米国相場を反映しています。
9月の下旬に米国相場がやや軟調になったこと、個別銘柄でも、香港のデモによりHSBCが、業績下方修正によりフォードが、子会社であるNTTドコモの計画の下方修正によりNTTが、米ドルがカナダドルよりドル高になったおかげか、エンブリッジやトムソンロイターが、石油相場の下落でシェブロンが、といった具合に多数の直撃弾を食らってしまいました。

言い換えれば、「買ってもよいかな」というレベルに調整が来つつあるという事ですが・・・。全般的にドル高に弱いポートフォリオであることは確かです。
唯一の救いは、私が日本人であるため、円安の恩恵を受けているという事でしょうか。今月のリターンは円安様様でした。

最近は経済動向も安定してよくなっているため(注:アメリカのこと)、あまり株に関心が向きませんが、第三四半期決算発表があるので、気を抜かないように。IBMはそろそろボトムの兆しが見えないかなあ。

今月の売買
売り、買いともなし

配当状況

今月の増配
フィリップモリス +6.4%
マクドナルド   +4.9%
プラネット    +5.9%

おそらくこれで今年の増配発表はおしまいだと思います。
1月~9月までの増配は指数ベースで+17.6%の増加でした。増配分だけで、百貨店でスーツが1本買えるぐらいの額です。もちろん税込ですが、、、。

来年は楽天さんでも特定口座ができたりNISAが拡充されたりすると聞いていますので、手取りの配当額の増加に期待しています!!!

今月は一気に5円近くドル高円安に振れてしまったため、(円ベースの)配当増加も一気に増加しました。昨年末比で+10.3%となりました。仮にドル/円のレートが昨年末(約105.6円)のままだったとすると、9月末の指数は254.7となります。

円安のおかげで、Yield on Costは8%を超えてしまいました。これはもっと下げる(追加資金で運用する)ようにしなければなりません。

たとえば、株価があとXドル下がったら買おう、と決めていても、そういう時に限ってその直前で反発したり、やっと一段の業績改善の芽が出てきたと思っていたフォードが業績下方修正を出したり、この2年以上株価が全く上昇の気配がないフィリップモリスやIBMを見ていると、「やっぱりIBMは『不発弾』なのか、ピーターリンチの現役時代と同じじゃないか!!」などとフラストレーションが募ります。この2つがPFのツートップなので漬物石の様だ。


しかし、IBMは予想PER9.5倍、実績PER11.5倍とこの相場では格安放置されており、ちょっと売上高の増加傾向が見られれば、あっという間に株価は250ドルぐらいまで上がるんじゃないか、と思っていますが、まあ気長にやっていきましょう。

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2014年9月16日火曜日

朝日新聞のねつ造記事と新聞業界


池田信夫氏のブログなどで散々攻撃を食らっている朝日新聞。同氏はNHK時代から、「あの報道(慰安婦問題)は怪しい」と思っていたそうなので、今回の一連のねつ造記事には、鬼の首をとったかのような感じになっているが、ちょっと彼を見直した感じもした。

ここ約1か月で、慰安婦問題、吉田調書、任天堂の社長への「インタビュー」など3つも続けてねつ造記事が出てきました。誤報ではなくねつ造ですからタチが悪い。

「ゴキブリを1匹見つけたら20匹いると思え」

と言われます。

3匹も見つかってしまいました。60匹はいるのかな?

 

自分が専門的に知っている分野で何かが起こって、新聞やTV報道されると、その内容に多少の疑問を持つ人が大半ではないだろうか?(私の場合だと、外資系M&A脅威理論ですね。最近の例でもすかいらーくの上場などの一方、パナソニックのサンヨー電機買収後のサンヨーの末路や革新機構のルネサステクノロジーへの出資などを見比べると、内資に買収されたほうが悲惨な末路をたどっているでしょ?けど人々は外資に買収されるとなると嫌悪感を示す)。

私は、彼らに専門性がないので、正確に情報を把握できていない、あるいは結論ありきで記事を書く習性、そういったものが記事を読んだ時に疑問を感じる根っこにあるのかな?と思っていました。

しかし、0のものを10と言うとは思いもよりませんでした。スポーツ新聞等で、1の出来事を10のように取り扱うのは日常茶飯事ですし、決して「ウソ」ではないので、割り引いて読んでいますが、日刊紙がスポーツ新聞以下の記事を書くとは思いもよりませんでした。

 

一方、マスコミ、特に大衆紙には日刊新聞法というものがあり、法律で株式の譲渡制限がかけられるようになっている。これが経営のガバナンスやコンプライアンスが欠落する要因になっているとも指摘されている(大手新聞社は非公開企業)。今回も「チェック機能」が働かなかったのでしょ? 他人への「チェック機能」へは厳しいのですけど。

 


第1条 一定の題号を用い時事に関する事項を掲載する日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社にあつては、定款をもつて、株式の譲受人を、その株式会社の事業に関係のある者に限ることができる。この場合には、株主が株式会社の事業に関係のない者であることとなつたときは、その株式を株式会社の事業に関係のある者に譲渡しなければならない旨をあわせて定めることができる。


つまり、第三者が買収することは法律で禁じられている。「報道の中立性」を守る大義名分があるからだそうです。新聞社自体が定款変更して(現株主の2/3以上の賛成を得て)、この条項を取っ払えば可能だと思います。

 

報道の中立性を守るための法律が、その中立性を揺るがす元凶だったのではないでしょうか? 

 

3匹の「ゴキブリ」が発見され、たぶんいろんな人が4匹目、5匹目を見つけにかかっていると思うので、朝日新聞の信用は失墜していると思います。安倍政権からも慰安婦問題への「説明責任」発言も飛び出していますね(自民党の立場からすれば、そりゃ当然でしょ)。

それでも朝日新聞を購読する人はまだまだいると思いますが、広告収入はかなり厳しいと思います。

 

明日すぐにでも経営が傾くようなことは起こらないと思うが、抜本的な改革をしないときわめて厳しい未来と言わざるを得ない。経営陣を刷新することだと思います。そのためには外部の株主が取締役会を支配して、「まとも」な人に経営させる必要性があります。つまりM&A。

しかし、M&Aには上記のような壁がある(朝日新聞の大株主は経営に携わらない個人だったと思う。これを機に安値で買いたたかれることを良しと思わないのではないだろうか?むしろ朝日新聞の株主は経営陣に株主訴訟を起こしたい心境かもしれない)。

 

しかし、「事業に関係のある者」の定義づけはちょっとわかりづらい。ただし、ソフトバンクが買収することはできないと思います(孫さんも今更買わないでしょうね)。ましてや「新聞王」のウォーレン・バフェットも日本の新聞社を買収しようとは考えないでしょう(たぶん上記の法律上できない)。

今どき新聞社の事業を魅力に思う人はそんなに多くないような気がしますし(広告収入はFacebookやGoogleにやられっぱなし)、いても上記のような法律のおかげで妨げられる可能性があります。

仮に、他の日刊紙ならどうでしょう。毎日や産経は経営状況があまり良くないように聞きますし(毎日は赤字)、読売も朝日を買収してもメリットはない(日本の日刊紙は、朝日がなくなったほうが、パイの分け前に授かれるので、都合がよいはず)。

そもそも、プライドは高いけど、記事の信ぴょう性が低い朝日新聞の記者を抱えるメリットは小さい(朝日の記者も読売のナベツネに支配されるなら・・・と考えるのかな?)。

 

新聞を取らないと世間の動きがわからないので、取っている、そんな人が多いと思う。

消費税増税が待っているので、これを機に新聞購読をやめる人も出てくるだろう。

私は8%に上がるとき、それを口実に妻を説得して、新聞購読(日経)をやめてしまった。今、新聞を再購読してほしいとは家族からは聞こえてこない。新聞がなければないで案外やっていけるものなのです。

新聞報道の信頼性は大なり小なり完全でもないので、読者も「ゴキブリ」は読売や毎日にもいるんじゃないの?という疑問を持ってもおかしくない。

また、インターネットでも大半の記事は無料で読めるし、もっと突っ込んだ解説をしてくれる人はいくらでもいる。

必要悪のような新聞から「必要」がなくなると、ただの悪でしかない。

今回の一連のねつ造騒動が朝日だけの「特殊要因」なのか業界全体の「普遍的要因」なのか知る由もないが(注:各社(特に読売)自社の発行部数すらも「ねつ造」疑惑のある状況である)、従来から付加価値の低い日本の新聞業界へのカンフル剤となるかどうか注目してみたい。今なら「うちにもゴキブリが居ました」と白状しても、被害は最小限に食いとどめられそうですが。

 

最もテレビで顔と名前が一致するような場面で説明する現場記者や編集委員は、優秀でまともなことを言っている人もいる。個人としての新聞記者は優秀だけど、会社として組織で見ると、正直物足りないように見えてしまう(TVでまともなことを言っていても、新聞で読む記事がつまらん)。これは、優秀な技術者が在籍しながら、経営パッとしない日本のカイシャと酷似していて面白い。

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2014年9月13日土曜日

ユニクロ


ユニクロはよく使います。フリースが出る少し前ぐらいからか?20年以上使っている。小林克也さんがTVCMで「ユニクロ、ユニーククロージング」と言っていたのを覚えている。

当時のユニクロのイメージは、少しオルタナティブで、やや斜に構えた若者向けといった感じだった。店内ではMTVが流してあった。

それがナイキのマーケッターをスカウトして老若男女路線になったかと思えば、今は外人モデルが幅を利かせて、少しずつグレードをアップさせているかのようだ。

ユニクロで買うものは、「定番アイテム。どこで買っても同じ。あとは価格勝負」。品質と価格が程よい。

たとえば、チノパンだと細かいこだわりもなく、ユニクロの3,000円程度のもので丁度良い。似たようなチノパンをまさかブルックスブラザースやラルフローレンで1万円以上出して買うようなことはない、絶対にない。

しかし、紺のジャケットを買う場合、ユニクロの5000円程度のものというわけにはいかない。それこそブルックスブラザースやお気に入りの楽天ショップで注文する。ユニクロで買うことは絶対にない。

そんな使い方です。

ここ最近、ユニクロの日替わり限定セールと言って、ユニクロ側が指定した日に買えば、普段買う価格より、500円~1000円安くなるキャンペーンを打っている。キャンペーン終了後、価格は元に戻る。

始めのうちは知らずに買っていたが、一度オックスフォードシャツ(これもどこで買っても同じで、ユニクロの品質なら、コスパの良い商品の一つ)を2900円程度で買って、翌週別の用事でユニクロを覗くと、1500円ぐらいで売られていて、ひどく損をした気分になってしまった。

それ以降、欲しいものがあっても、限定商品の日をじっくり待つ戦略に変わった。ここ数か月チェックしていると(いつも買い物に行くショッピングセンターに出店している)、待てば確実に安くなるようだ。

この週末はその作戦で、Gパンをゲットした。

普通のアパレルのお店では、セールとなれば、そのときでなければ安くならない印象もあるし、次に行くと確実に別の商品に置き換わっている。しかし、ユニクロでは、いつ行っても定番商品は陳列されている。同じ商品の値札がコロコロ変わる。

初めは消費者をバカにしているんじゃないか、と思ったりしたが、「なくまで待とうホトトギス」作戦に切り替えた。どうせユニクロ側は多少安く売っても、確実にもうかるような価格戦略を取っているとしか考えられないから。

買うアイテムは、かねてから買いたいと考えている定番アイテムで、それが限定商品指定されたら、限定商品をその期間にゲットする習慣がついてしまったが、そういう客は広告宣伝費も少なくて済みそう(メルマガ会員)で、結局あちらの作戦にはまっているのだろうか?

 

この文を書いていて、やっぱり自分はバリュー投資に向いている、と確信しました。


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