日本株、とりわけ日経平均が16連騰でこれは史上初だそうです。
一応、伝えられている限りでは、
- 北朝鮮リスクの減退
- 総選挙での自民党の勝利により、アベノミクス・経済優先政策の継続
- アメリカ共和党の減税案が出てくるので、米経済の一段の成長期待
- 新興国経済もどうやら底入り反転の期待
- OPEC減産が守られていて、原油価格も安定
- (追記)期初予想より円安が進み、業績予想が上振れそう
- またこれらの要因がドル買い円売り、つまり円安となって株価を引き上げる
などなどが重なり、外国人が積極的に買っている、とのことです。
16連騰といってどれだけ株価(注:日経平均株価)が上がったのかを見てみました。
そしたら、16日間で6.9%のアップでした(10月2日の20,400.18→21,805.17)。
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確かに約7%のアップは大きいですが、「景気敏感株」の日経平均ですから、ちょっと「想定外」があれば、あっという間に吹っ飛んじゃいそうな幅ですね(笑)。
(余談ですが、日本の株価は景気に非常に敏感ですが、経営者の経営戦略は非常に「鈍感」ですね、いや失礼)
日経平均よりも、日本株の時価総額に実感が近いTOPIXはこの間5.0%にとどまっています。日経平均の一部の値嵩株に資金が集中している可能性もあります。
そして、個人投資家がよりインパクトが大きい中小型株を代表するJASDAQインデックスは、なんとたったの+0.6%しか上昇していません。
この局面では、JASDAQ関連、中小型株をホールドしても、たいして儲からなかったことになります(もちろん銘柄次第だと思います)。
したがって、日経平均の連騰を横目に、「なんで俺の株がアップしないのだ」というのは、その通りで、非常に単純に図式を描くと、「外国人投資家が工業系の大型株を中心に買っているから」ということになりそうです。
ちなみにこの間ドル円相場は112.75円→113.64円(東京終値ベース)+0.8%のドル高(円安)になりました。
しかし、日産、神戸製鋼他、企業不祥事ニュースが相次ぐ中での上り相場は、ちょっと意心地が良くないと思うのは、正しい考え方か、相場が正しいのか?
ただし、証券会社が良くやりそうなことですが、ダウ平均との「単純」比較をしますと、年初来から出遅れていた日経平均がダウ平均に追いついただけかもしれません(正確にはまだ追いついていない。年初来の上昇率はダウ平均+17.39%、日経平均は+15.9%となっています)
私の持ち株のこの間の日本株パフォーマンスはざっくりですけど、TOPIXよりちょっと下かもしれません。通信株やインフラファンドなど値動きが遅いものが多いし、円高局面では比較的持ちこたえて、円安局面では動きが鈍いのが多いので。。。
(余談ですが、日本の株価は景気に非常に敏感ですが、経営者の経営戦略は非常に「鈍感」ですね、いや失礼)
日経平均よりも、日本株の時価総額に実感が近いTOPIXはこの間5.0%にとどまっています。日経平均の一部の値嵩株に資金が集中している可能性もあります。
そして、個人投資家がよりインパクトが大きい中小型株を代表するJASDAQインデックスは、なんとたったの+0.6%しか上昇していません。
この局面では、JASDAQ関連、中小型株をホールドしても、たいして儲からなかったことになります(もちろん銘柄次第だと思います)。
したがって、日経平均の連騰を横目に、「なんで俺の株がアップしないのだ」というのは、その通りで、非常に単純に図式を描くと、「外国人投資家が工業系の大型株を中心に買っているから」ということになりそうです。
ちなみにこの間ドル円相場は112.75円→113.64円(東京終値ベース)+0.8%のドル高(円安)になりました。
しかし、日産、神戸製鋼他、企業不祥事ニュースが相次ぐ中での上り相場は、ちょっと意心地が良くないと思うのは、正しい考え方か、相場が正しいのか?
ただし、証券会社が良くやりそうなことですが、ダウ平均との「単純」比較をしますと、年初来から出遅れていた日経平均がダウ平均に追いついただけかもしれません(正確にはまだ追いついていない。年初来の上昇率はダウ平均+17.39%、日経平均は+15.9%となっています)
Yahoo! Finance USAで日経平均のYTD推移にダウ平均を比較しました。日経が青、ダウが赤 |
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