柔道の古賀さんが亡くなられました。
死因はがん、とだけわかっていて、何がんかは不明です。ただ、手術をした、ということのようで、血液がんではなさそうです(一般的に白血病やリンパ腫は抗がん剤治療がメイン)。
がんとアスリートといえば、水泳の池井璃花子さんが、白血病から寛かいされ、現役復帰し、好タイムをただき出す、など、明るいニュースがあっただけにショックです。
また、古賀さんは私と同じ年です。
さて、そう思うと自分はつくづく幸運だった、と思っています。人生で幸運が100あったとすると、悪性リンパ腫の完全寛解で99ぐらい使ってしまった、と思っています。統計管理がおざなりで、はっきりわかっていませんが、悪性リンパ腫の標準治療で完全寛解に至るのは多分3~4割程度です(標準治療を開始して、一度も再燃・再発せずに(びまん性の場合)5年間寛解の状態を維持すること)。
よく周りからは「あなたはまだ若いから」と言われますが、がんの回復に年齢は関係ありません。がんに罹患する理由もはっきりしていないし、個人差が大きいし、再燃(再発)の防止策もはっきりわかっていません(アメリカのがんセンターがいろんな試験や観察をやっているが、有意な統計は非常に少ない)。
同じ年の古賀さんのご冥福をお祈りすると同時に、自らの運の良さを生かして、もっと生活を充実させなきゃ、と思うのが正直なところです(なかなかできないのですが、、、)。
100年生きる? 長生きリスク? そんな簡単ではないです。
応援お願いします。
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