30社目の連続増配株の紹介です。
Stanley Black & Becker(SWK)です。当社は電動工具メーカーです。世界で初めて発明したピストルグリップ型の電動ドリルが、その後のアメリカにおけるDIY(Do it Yourself)市場の拡大に大きく貢献したといわれています。
日本でも、SWKの100%子会社であるポップリベット・ファスナー社が輸入販売しているようです。
日本では黒にオレンジがカラーのブラック+デッカーブランドが有名な様です。
当社は2010年に、ブラック&デッカー社とスタンレー社が合併して設立された会社です。
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では財務情報を
47年連続増配のようです。40年以上の連続増配って、なんか当たり前のような感じになっていますね(もちろん配当貴族銘柄ばかり追いかけているからでしょうが)。
株価は割高感も割安感も特段なし、という感じでしょうか? しいて言えば、配当性向46%台で配当利回り2.4%はやや寂しい。
残念ながらMorningStar社では担当者がいないため、Economic Moatはわかりません。
2010年度の期中に合併していると思われるので、CAGRはややバイアスが混じっているかもしれません。
2011年以降のEPS年平均成長率は6.2%、同増配率は7.5%となります。したがって、合併後は年6%程度の成長をしていたということが納得感のある見方かな、と思います。
同じく2011年以降の売上高の年平均成長率は3%である一方、営業利益は17.9%となっています。アメリカで住宅着工や設備投資が回復していることを示唆しているような気がします。
借入金の比率は、若干高め(Net Debt / EBITDA倍率が2倍を切ったのみ)。
配当性向は50%をやっと割ったようです。
売上高がざっくり1.2兆円とすれば、日本の電動工具メーカーであるマキタ(6586)の約3倍(約4,000億円)になります。当然電動工具メーカーでシェアトップのようです。
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