ティッシュペーパーKleenexなどで有名なキンバリークラーク(KMB)です。生活必需品セクターであり連続増配株で定番の企業と言ってもいいかもしれません。
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早速財務から
正直、売上高・利益とも伸び悩んでいます、というより後退しています。P&Gでも似た様な傾向がみられますね。
特にここ2年はドル高の影響を受けているようです。
売上高のうち、約3割が新興国での売上高のようです。したがって、対ドルの売上高の影響はかなりあると思われます。
こういった厳しい状況の中で、連続増配を継続していかなければならないので、配当原資は借入金で賄っているということになりそうです。
この5年間で、Net Incomeが約4億ドル減少した一方、借入金(純有利子負債)が約2億ドル増加しています。
配当性向、FCFともマイナスを示しています。
株価水準はMorningStar社ではやや割高と示しているようです。
今後ですが、同社では為替の影響なしベースで、売上高年率3-5%の増収が見込めるとしています。
しかし、足元では、頼みの中国で、日本の花王の攻勢を受けて、P&GやKMB等の先発グローバル企業は受け身に回っているようです。
これ以上借入金を増やすのも得策とは言えず、連続増配が止まるとも想像しにくいものの、今の株価水準でエントリーする必要性は大きくなさそうです。
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