2017年7月24日月曜日

内閣支持率 の急落とのその理由 「自分ファースト」な有権者像



日経新聞とテレビ東京の調査でも39%に落ちてしまいました。
その理由というのが、

安倍離れ」浮き彫り、不支持最高52%、「防衛相交代を」73%(本社世論調査)(日本経済新聞 2017年7月24日)


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以下抜粋
内閣不支持の理由は「人柄が信頼できない」がトップの44%で、第2次安倍政権以降で同じ質問を聞いた中で最高だった。内閣支持率が最低の38%だった2015年7月は、不支持理由のトップは「政策が悪い」の41%で「人柄が信頼できない」は24%だった。今回は首相の信頼度の要因が目立つ。

首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画の問題では、適切に手続きが行われたとする政府の説明に対して「納得できない」が77%に達した。内閣支持層でも「納得できない」が56%で、「納得できる」の31%を上回った。

東京都議選の応援で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と失言するなどした稲田朋美防衛相には世論が厳しい。稲田氏を「交代させるべきだ」は73%で「交代させる必要はない」の17%を大きく上回った。

首相が狙う憲法改正論議にも影を落とす。首相(自民党総裁)が示した、秋の臨時国会で党独自の憲法改正案を国会に提出する方針について「反対」が47%で、「賛成」の37%を上回った。
抜粋終わり

人柄が信頼できない」 これは、と思ってしまった。確かに今の選挙方法は有権者による投票で、有権者のリテラシー次第では、「人気投票化」してしまう可能性がある(既にそうなっている)。

しかし、本来、人柄より政策やその実績で評価されるべきなんだけど、マスコミの印象操作が原因だと思うが、内閣支持率の要因がその時の人柄、になってしまう。

「人柄」、この定義が難しい。公的人間の人格を一般の人間が知る余地は限られているはずだし、受け取った人によって、同じ人間でも人柄の印象は様々だ。

投資家的に考えると、多少人柄が悪くても立派な経営成績を残す経営者と、いい顔してもちっとも業績が上がらない経営者とどちらを選ぶのか、と言えば間違いなく前者だろう。

(十数年前の石原慎太郎氏と今の小池百合子氏が都知事選で戦ったら、結果が興味深い)

「有権者」や「世論調査」で「主役」を担うのは、普段から家にいる人だったりするそうです(ちなみに私は一度も受けたことがない)。

すなわち、専業主婦やシルバー世帯。彼らは失業率が下がっても、株価が上がっても、外交実績をいくら積み上げても、貿易自由化や規制の緩和などに励んでも、つまり経済情勢が好転しても、ちっともその恩恵を受けない人たちなのだろう。

それどころか、ゼロ金利政策で、定期預金や国債の金利をさらに引き下げられて迷惑がっているのかもしれない。

「自分ファースト」に考えると、「人柄」で選んでしまう政治家。「日本ファースト」で考える習慣も持ちたいものだ。

今の社会保険制度を少しでも維持するためには、経済成長が不可欠なんですけどね。

「人柄が信頼できそうだけど、消費税率を引き上げる」人を首相候補に選びますか?

私はNo Way! です。

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