2017年7月31日月曜日

米たばこ業界におけるFDAの発表に対する個人的な投資スタンス



週末に、アメリカのFDAが、たばこ製品に含まれるニコチン含有量について、常習性のない水準まで引き下げることを義務付ける新しい規制を検討している、と発表したようだ。

これによって、たばこ銘柄の株価が急落した、ということでちょっとした騒ぎになっている。もちろん、私のポートフォリオ第2位(にまで上り詰めてきた)アルトリアグループ(MO)も直撃弾を食らって、土曜日の朝起きたら1か月分の手取り給料が吹っ飛んでいた(よくあることだが)。

今回の発表がたばこ会社にとってどうなるのか、予想は難しいし、分からない。


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但し、これまでのタバコ会社の歴史を理解していれば、それらの one of themになるだろう、と個人的には思っている。

元々たばこ会社への投資は、業界の成長性に対するものではなく、政治との戦いであることが最大のリスク要因で、それを理解したうえで投資するのが前提であると思う(Sin Stockとも言われている)。

むしろ、欧州のプレーンパッケージ問題の広がりや加熱式タバコへの規制・税制強化(そのうちどうせ起こる)の方が気になるなあ、という感じ。

アメリカではプレーンパッケージではなく、かなりどぎついパッケージに規制されていて(写真を掲載することもちょっとグロテスクすぎ)、それでもMOはご存じの業績なので。

こんなこと言うと、申し訳ない部分もありますが、吸いたい人は吸うんです。

追記 「先行き不安こそタバコ株のリターンの源泉」正にジェレミーシーゲルの株式投資の未来そのもの。


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