2017年12月30日土曜日

12月の投資状況



さて、2017年の締めになります。

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総資産は+17%でした。米国株だけだと21.2%でS&P500よりは上、ダウ平均より下という平凡な数値。

主力のフィリップモリスも、年初は快調に飛ばしていましたが、米金利上昇やアイコスに関するネガティブな情報もあって、伸び悩んでしまいました。

アルトリアグループは私が買って以来、初めて市場平均を下回ったのではないか?両社とも「Bond like stock」(債券のような株式)で、金利上昇に弱いという弱点を露呈してしまった格好です。

(しかし、アルトリアは米減税の恩恵を受ける企業なので、まったく悲観していません)

日本株がよくなかったです。JTや通信株が重しになったようです。主力のKDDIなんて、結局3000円を超えることができず、バリュー株化してしまいました。

あとは、上記資産増加率は円ベースなので、円高が3.6%進行しているので、その分目減りしています。

しかし、トータルではよかったと思っています。

今年1年を振り返ると、トランプ大統領の誕生で、市場は成長強気のイメージがあったと思います。

メキシコ国境封鎖とか巨大インフラ投資とか、大幅減税とか財政を使って景気を刺激するような話があったので、金利が上昇(それでも長期金利2.5%程度)し、ドルも上昇しましたが、相次ぐ暴言、閣僚辞任、ロシア疑惑など信用失墜でしりすぼみになり、最後に減税法案が意外と?すんなり可決して、面目を保ったような感じでした。

米国経済の成長が加速するのか、金利がガンガン上がるのか、という期待がありますが、ここ数年、年末になると翌年の米景気に強気になり、ふたを開けるとイマイチで期待がしりすぼみになるパターンが多いので、今回もあんまり期待していません。

ちなみに、ドルはDoller Index(複数の主要通貨の対ドルレートを指数化したものでドルの価値を最も客観的に示す指標と考えられている)を毎月指標として上記に掲載していますが、ドルインデックスは▲10%も下落しています。

要因として、ユーロ経済圏の景気回復基調がかなり鮮明になってきたことが大きいし(ブラジルなどの新興国経済も持ち直し)、米経済の景気サイクルのピークアウトを懸念する向きも大きいと思います。

それが証拠に米長期金利は、ずっと言っていますが、期待したほど上昇しませんでした(今後上昇する期待値は従来より高いが、インフレ率が上がらないので、債券市場はもっと冷静な判断をしているというのが見方だろう)。

2018年、米国経済がさらに成長加速するのか(GDP成長率3%以上をイメージ)、やっぱり2%程度の「ニュー・ノーマル」(もう死語かもしれませんね。2010年ごろ流行った言葉)で終わるのか、はたまた2%を切って、リセッションに向かうプロローグなのか、わかりません。

今のところ、向こう1年程度、世界的に経済は安定的な見通しが多く(北朝鮮の雑魚による政治不安が残る)、安定成長しそうな1年です。

今は配当金再投資ぐらいのペースで、「休むも相場」的なイメージで過ごすと思います。
ジョギングコースです、向こうに見えるビル群は幕張メッセ近辺になります。平坦な直線をひたすら走ります。

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