賃上げ+革新投資なら 法人税、実質負担20%に下げ (日経新聞電子版12月4日)
私立高の無償化明記 20年度から、政策パッケージ原案 (同12月5日)
(ちなみに年収590万円以下の世帯だそうです)
所得税 年収800万円超で増税 控除見直し、政府調整 (毎日新聞12月5日)
最後に、消費税率の2%アップ
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うがった解釈をすれば、政府のバックアップで賃上げを断行させて、年収800万円の層を増やせばいいじゃん。
また、年収570万~580万円クラスの人にも積極的に賃上げを断行させると、上記無償化案は骨抜きになる。
法人は、大企業には国際競争力を梃に減税、中小企業は護送船団的な発想で税率が抑えられ、個人・特に給与所得世帯にガッツリ賦課する(別途、社会保障費も引きあがる)。
野菜を買わずにたばこを買うような低所得者層に、あれこれ優遇する(消費税率の軽減措置など。しかし、これは高所得者層にも悪い話ではない)。
(もちろん、何らかの不可抗力で低所得に甘んじている人はこの限りではない。平等に時間と機会があったのに、低所得のままでいる人を指す)
日本の税制は、方針があいまいで、最後は財務省の税収という帳尻さえ合えば、ポピュリズム的に決まってしまう。
あまり選挙に行かない、中堅サラリーマン層を狙い撃ちにしたような改革であるがゆえ、自業自得と言えばそれまでだが、本業の仕事でもストレスが多いのに、収入が減るかもしれない話が増えると、やっぱり安心して消費どころではないですね。
ちなみに、この前、某食品メーカーの社長とお話しする機会があって、コストダウンはこれ以上難しい、という話がありました。
「その上、3%の賃上げなんてやらされたらたまったものではない。値上げに踏み切らないとやっていけないが、値上げすると販売数量が減るので、頭が痛い」
とおっしゃっていました。賃上げせず、増税という悲惨ストーリーもあり得ます(上記事例だと、マクロ経済的には人員整理か業界再編などが必要なのですけど。さすがにそんなこと言えません)。
仕事に家庭に滅私奉公なのですが、政治にも関心を持って対処しないと世の中よくならないですぞ、私も含めた、サラリーマン諸君。
また、年収570万~580万円クラスの人にも積極的に賃上げを断行させると、上記無償化案は骨抜きになる。
法人は、大企業には国際競争力を梃に減税、中小企業は護送船団的な発想で税率が抑えられ、個人・特に給与所得世帯にガッツリ賦課する(別途、社会保障費も引きあがる)。
野菜を買わずにたばこを買うような低所得者層に、あれこれ優遇する(消費税率の軽減措置など。しかし、これは高所得者層にも悪い話ではない)。
(もちろん、何らかの不可抗力で低所得に甘んじている人はこの限りではない。平等に時間と機会があったのに、低所得のままでいる人を指す)
日本の税制は、方針があいまいで、最後は財務省の税収という帳尻さえ合えば、ポピュリズム的に決まってしまう。
あまり選挙に行かない、中堅サラリーマン層を狙い撃ちにしたような改革であるがゆえ、自業自得と言えばそれまでだが、本業の仕事でもストレスが多いのに、収入が減るかもしれない話が増えると、やっぱり安心して消費どころではないですね。
ちなみに、この前、某食品メーカーの社長とお話しする機会があって、コストダウンはこれ以上難しい、という話がありました。
「その上、3%の賃上げなんてやらされたらたまったものではない。値上げに踏み切らないとやっていけないが、値上げすると販売数量が減るので、頭が痛い」
とおっしゃっていました。賃上げせず、増税という悲惨ストーリーもあり得ます(上記事例だと、マクロ経済的には人員整理か業界再編などが必要なのですけど。さすがにそんなこと言えません)。
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