2016年の一株配当を5%引き上げて、四半期ベース$2.29、年間$9.16となります。
2015年は調整後EPSの成長率が+1%に終わりました。
管理資産総額(Asset Under Management;AUM)はほぼ変わらず、4.6兆ドルでした。
2016年のガイダンス等は発表されませんでしたが、例年ですと3月ごろに経営方針説明会のようなものが開催されるので、その辺で何か発表があるかもしれません。
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カンファレンスコールでは、
配当性向を40%~50%とし、残りは自社株等も含めて柔軟対応したい。この範囲で毎年増配していきたいといった趣旨のことを言っていました。
いわゆる高利回り債券(High Yield Bond)とそれ以外の債権に関するマーケットの資金フローについては、大きな流出がないと言及。個人・小口(Retail)向けは減っているが、保険会社等の大口機関投資家は、ここぞとばかり買っているような印象を持っているそうです。
また、こういった大口投資家は、フィーが下がることだけに関心があるのではなく、流動性の確保にも関心があるので、過度な信託報酬率の引き下げ競争にならない、とも。
SECの規制(流動性確保に関するもの)などは当局の出方はわからなさそうです。
当社の戦略は総合資産運用会社として、各クライアントの様々なニーズに応えて行こう、というもので、単純なインデックス運用からヘッジファンド、アクティブ運用までラインナップを広げています。
これは自社開発もありますが、M&Aでの拡大が主な手段のようです。
その中で、IT(アラジンとかいうブルームバーグ端末に似たようなイメージだと思う)を駆使して、市場情報、ファンド・ETF情報などのデータを提供するビジネスから個別相談的なものまで幅広に行っているようです。
地域的にはアメリカ大陸が63%で欧州が29%と欧米地域だけで9割です。
この辺が目に留まりました(私の英文読解力が正しければ)。
感想
+5%の増配はちょっとさびしかったが、今の市場を勘案すると仕方ないか。
株価は300ドルを少し切っていますね。配当利回りは3%ちょうどぐらい。お金があればなあ。
四半期決算も日程が進むにつれ、1日に数社の発表が重なったりすると、読み込む時間がかかって、ブログで書くころには情報が遅れてしまったりします。
応援お願いします。
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