仕事の合間、説明会を聞きに行った。
ご参考
スポンサーリンク
あれから、当社株はホールド状態だが、株価は若干上昇した程度でカタリストがないまま。むしろ、天下のひふみ投信様が売却した、ということで株価は軟調なままだ。
今回出席した感想としては、やはりきっかけをつかむことができなかった、というもの。
ただし、会社がやろうとしている方向性は、何となく理解できて、戦略的には正しそうに思った。
長距離バス路線にフォーカスした、予約+チケット発行サイトをスマホで構築。チケットはスマホ内で利用するペーパーレス化。
各種チケットのコンビニ決済サービス支援。
JRの西日本(四国・九州を含む)の予約チケットの発行、決済など
これらの決済プラットフォームをほぼ独占的に提供する。
ニッチな市場で当社決済システムをデファクトスタンダード化する、そのために決済プラスの機能を付けるよう技術開発を進める、という感じ。
とりあえずバスチケットの予約発行のためには、アプリダウンロードが必要とのことで、その広告宣伝費やエンジニアコストが嵩み、当面の業績はシュリンクするが3年後以降は再び成長路線に戻る、というもの。
業績予想が日本では珍しいレンジ予想となっていて、今期と来期はレンジ予想のままらしい。特に販促コスト(アプリの宣伝のため、ラジオ広告、チラシ、催事などで露出)は相手先バス会社が当社サービスを導入してから宣伝するため、相手先の導入意思決定時期によるようだ。
上半期の営業利益がレンジの上限近いので、コストをかけずに済んだのか? という質問にも、「時期がずれているだけで使う」と言っていました。
アメリカ企業などはレンジ予想で期が進むごとにレンジの幅を狭めたりするのですが、それもないようです。
上記決算短信だけを眺めていると、「下期はちっとも稼がないのかよ」って単純に思ってしまいます。
幸い、キャッシュは潤沢(預り金が多額にあるが、それを控除しても70億円以上の現預金がある(売上高予想110億円なおかつ時価総額約240億円。株価の3割がキャッシュ)ので、配当は間違いないという点と、会社の経営戦略が本当にあたるのか、という点。
仮に会社の言う通りに業績が進むと 営業利益はこんな感じ
14/6 14(億円)
15/6 16
16/6 20
17/6 10~15 (予想)
18/6 10~15 (計画、以下同じ)
19/6 30
21/6 50
10月と印象が変わっていませんね(笑)。配当利回りがGoodなので食指が動かされるが、JTも結構いい値段なので、わざわざウェルネットで不確実なリスクを取るか、勝手知ったるJTで固く積み上げるか、少し考えてみることとする。
0 件のコメント:
コメントを投稿