過去1年間のS&P500の推移である。
6月の急落はBrexit、11月以降の上昇はトランプ相場、ということでなんだかんだで1年でざっくり12%ほど上昇していると思う(2100→2350)。
ただし、ここ1か月ぐらいは伸び悩んでいる。仕方ないと思うけど。
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最近の相場アレコレ
- 米利上げがあった。
- しかし、4月の雇用統計は弱かった(3月も下方修正)。本当に利上げペースは計画通りでいいの?
- オバマケア廃案失敗で、トランプ氏の経済政策運営が「口だけかも」(減税法案大丈夫?)
- 地政学的リスクが強まった(ミサイルがぶちこまれた中東のみならず、北朝鮮)
- ヨーロッパの選挙不安
個人的には
- アメリカの新車販売が高原状態になっている点が引っかかる。さすがにまだまだ販売台数が伸びる、ということも期待しづらい。
- 米国債金利が上がらない(円高要因)なか、短期金利を引き上げるFRB方針(つまり、Yield CarveがFlat化する。これは景気が良くないというサイン)
日本経済は足元で堅調な感じが続いているのが救いだが、アメリカがくしゃみをすれば風邪を引く「体質」はずっと変わっていない(というか国内経済がジリ貧なので、「体質悪化」の可能性がある)。したがって、日本経済のマクロ要因はインフレ率以外あまり興味がない。
リーマンショックからの相場&景気回復期間もかなり長期にわたっているので、マクロ経済的にアップサイドサプライズよりもダウンサイドリスク懸念の方にバイアスがかかるのは仕方ないだろう。
ただし、決算発表前約1週間程度の相場は下がりやすい。実際の決算発表で「Beat the Street」で打ち上げ花火が上がるような現象が多い(証券会社のディーラーが意図的にやっているのかと思うぐらい。ただし、市場予想を下回った場合、株価は容赦なく叩かれますけど。IBMやシスコでボコボコにされましたから)。
したがって、実際決算がフタを開ければ取りこし苦労かもしれない。今週末から決算があり、来週ぐらいには、私の持ち株で、Black Rock、IBM、Kinder Morgan、JNJなどの開示がある(IBMがいつも気になりますね)。
昨年来、ニューマネーは最低限度とし(って言うか、捻出できないのだが)、配当金再投資がメインとなっている。多少まとまった資金ができたので、ボチボチ投資したいなあ、と思っている対象がある。理論的には比較的安全な投資アイディアなのだが、相場が相手なので、どうなるかなあ。
とりとめなくなりましたが、本当にただの雑感でした。
追記
トランプさんが減税法案を後回しにして、オバマケアの手直しを優先するって言っているらしいので、ひと悶着あるかも?
追記
トランプさんが減税法案を後回しにして、オバマケアの手直しを優先するって言っているらしいので、ひと悶着あるかも?
投資判断は、個人でお願いしますね。
応援お願いします。
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