2017年4月26日水曜日

50代のサラリーマンはiDeCo(個人型確定拠出年金)に何を期待するべきか?

個人型確定拠出年金(iDeCo)に関する件は聞いたことがあるかと思います。

60歳まで引き出しができない積立形式の投資で、60歳以降に解約する場合に売却益などの課税がされず、かつ、積立金額の一部が所得に応じて税控除が受けられる、というものです。

ネットで見かけるニュースは、どういった投信やファンドがいいのか、という論調が多いです。


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しかし、正直50歳のオヤジは積立が出来ても、たかが10年×約27万円程度です(月23,000円の積み立て)。投資商品のリターン云々は大きな期待をしない方がいいでしょう(もちろんリターンが倍になればそれなりに大きいことは間違いない)。

むしろ、この制度の最大の恩恵は税額控除です。積立預金しながら金利が年末調整で帰ってくる、ぐらいの感覚がいいように思います。

これだけで、元本を確保しながら、最強リターンの金融商品になります。そこからさらにファンドのリターンを期待する、というのは、もちろんありですけど、もういいじゃないですか? 過ぎたるは尚及ばざるがごとしですよ

50歳オヤジには残り少ない積立期間、貯金しながら税金を取り返す、というのが一番シンプルで確実です。

私の場合は、住宅ローン控除の期間が終わってしまったので、Mustのような感覚です。この積立をねん出するのにスカパーの解約や保険の見直しで、ひねり出しました。

社会保険料をガッポリとられるので、「奪い返す」数少なない方法でしょう。

以下のサイトでいろいろ計算してくれますので、やってみては?

試しに、50歳、年収900万円の人が10年間iDeCoをやった場合、

10年間合計で828,000円の税控除を受けます。

23,000円×12か月×10年=2,760,000円 10年間の掛け金の合計
(掛け金は調整できます)
に対し、828,000円、と30%の掛け金が年末調整で帰ってくる、と考えればいいでしょうか?

30%のリターンがある金融商品って、ありますか?

詳しくは皆様の勤務先に問い合わせていただかないと分かりませんが、すでに勤務先が確定拠出年金制度(いわゆる401Kプラン)を導入していて、個人型同時加入を認めていない場合はiDeCoに加入できません。

私は2年前の終わりごろに加入手続きが終わり、2016年はフルイヤーで税控除を受けることができました。住宅ローン控除が終わったので、助かりました。

iDeCoを何で運用しているのか、というと、実は、SBIで積立定期預金にしています。2年前は楽天では取り扱いがなかったので、SBIに口座がなくてもやってくれる、ということだったので。

事務手数料がかかっており、その分マイナスになっています(大した額ではない)。円高になった時のヘッジにも使えるかなあ。

あくまで50歳オヤジのiDeCo活用の第一目標は、税金・社会保険料を取り返すこと、だと思っています。リスクは別で取りまくっていますから。

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