2017年4月4日火曜日

増え続ける「タンス預金」

タンス預金いくらまで 3億円を詰めてみた (日経新聞電子版 42日より)
イメージだけで動画ではありません。

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日経新聞(電子版)にタンス預金が止まらない 3年で3割増、根強い防衛心理42日付)という記事が出ました。月10本しか読めないWeb登録の1本を使って読みました。
日経新聞4/2号より拝借

この記事になぜ私が反応しているのか、と言えば、
投信藤野セミナ先日行った際、彼もタンス預金が増えているといっていました。

彼はユーモアとも本気とも思える様な口調で、「ひふみ投信の最大のライバルは『タンス預金』です。いかにタンスに眠っている現金をウチの投信に持ってくるかが最大の課題です
と言っていました。

一例として、2015年ごろ北関東で大雨があり、鬼怒川などで氾濫が起きました。その時、地域の金融機関は、避難されている方がキャッシュの確保に大変だろう、ということで、ATMを臨時増設したそうです。

そしたら、数日でATMが詰まって故障した、という問い合わせた殺到したそうです。

行員の方が調べると、現金の引き出しに際するものではなく、預入の時に詰まったそうです。
コイン通貨の預け入れができないATMが大半だったそうですが、預け入れた人は紙幣・コイン構わずあわててぶち込んだようです。これが原因だったそうです。

河川が氾濫し、自宅が流されるかもしれない(東日本大震災の津波の映像とか残像があるのでしょう)、と思って、家にある「タンス預金」をあわてて銀行に入金しようとした、だからAMTが詰まってしまった、

というタンス預金のすさまじさの例です。

その時点では、へえ~、と聞き流していました。

しかし、日経新聞の記事を読んで、再度同じ現象を知って、ややサプライズしたわけです。

マイナンバー制度により、個人の資産がガラス張りになって、それを嫌う富裕層がタンス預金を増やしている、ということのようです。

私は昔、銀行員だったので、現金1億円の量を大体理解しています。すべて1万円札で、時々ドラマや映画などで出てくるジュラルミンケース1個分です。成人男子が持っても結構な重さです。
これを数億円単位で自宅に置くほうが、不安になるなあ。

これだけ資産があって、金融リテラシーがそれに比例しないって、ある意味うらやましい、というべきか、キャッシュの出所がグレーな資金なのか、という感じがしました。

プライベートバンクの根付く余地はまだありそうですね。

うらやましい~(笑)。私なら1億円あれば、AT&TPMKDDIBLK(ブラックロック)、JNJ、この5銘柄で20百万円ずつ買って、週3回程度アルバイトして、あとは配当金生活を送りたいです。

ちなみに、確定申告の際(例年e-taxを利用)、マイナンバーカードがないと申告できないため、作りましたよ。隠し事より利便性を優先しました。


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