2017年10月17日火曜日

鳥貴族【3193】の値上げにみるアベノミクスの行方



焼き鳥居酒屋チェーンの鳥貴族【3193】が10月1日から値上げする、と発表したのは有名な話でした。

同社はメニューをすべて280円均一で提供するということで、いわば居酒屋業界のカテゴリーキラーの雄のような存在でした(ビールもです)。

その同社をもってしても、アベノミクスによる労働者不足問題や材料費値上げに耐えかねず、値上げをしました。

現在、一皿298円(税抜)で提供されています。約6%の値上げです。


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私は同社の優待株を保有するわけでもないのですが、妻がジャニーズフリークなので、最近、家族の外食先ナンバーワンとなっています(笑)。年4回ぐらいかなあ。

我が家では基本的には子供たちの定期テストが終わったら、「お疲れさん」と労をねぎらう、というスタンスで外食しています。スケジュールが合わなかったりするので、年では7回ぐらいかな。

(鳥貴族の社長は関ジャニ8の大倉君の実父。ちなみに妻は嵐の相場君の実家の中華料理店も行ったことがあるらしい)

したがって、ちょっとぐらい値上げしても、連行されました。

家族全員で1.1万円程度でした(ドリンク、酒を含む。食べ盛りなんですよ。本当は優待券のあるところに行きたいのですけど、鳥貴族の場合、半分は妻のバイト代で出してくれる、というので、まあいいか、と。彼女が一番ここに行きたがっているのです)。

この会計だと、食べ放題の焼き肉レストランと変わりませんねえ。鳥と牛肉で同じ会計。回転すしだと、たぶん2回分だと思います。

ただし、この水準はいつも鳥貴族の水準と変わりません。したがって、食べた皿の数が減ってしまったのだろう、と思いました。つまり、6%分食べる量が減っているはず。

現場では注文するときに、それほど躊躇しなかったのですが(新メニューなどがあり、試してみよう、とか盛り上がっていた)、やっぱり無意識のうちに控えたのかもしれません。

(味はおいしいですよ。もちろん一人経営している職人気質の焼き鳥屋さんと比較すれば、味はこなれた感じはしますけど、肉は大きいし、安いです)

10月15日日曜日の夜でなおかつ雨天だったからか? いつもより座席はすいていました。外で待っている客はいませんでした。

天候不順なので、比較できないかもしれませんが、やっぱり値上げはイメージ良くないのかなあ、なんて思ってしまいました。鳥貴族の値上げはなぜか、結構話題になってしまいましたので。

たかだか居酒屋の値上げですが、「庶民派」と思われていた鳥貴族の場合は、苦戦しているかも? という印象とともに、アベノミクスによるインフレ期待は、いざ自分の財布を広げてみると、なかなか、言うは易しという感もしました。

値上げ発表後の決算説明会で、来期予想がコンセンサスよりかなりよかったので、株価は3000円を突破して、現在少し調整中といったところでしょうか?

大倉社長の話は、会社説明会でもテレビでも見ていましたが、なかなか商売人としての芯が強そうな人でした(焼き鳥屋で上場までした人だから当然かも)。

若い人がワイワイ言いながら、運営していく今風の社風をうまくまとめていて、会計数値もうるさそうな人なので、業績は手堅いんじゃないかな、という印象。焼き鳥チェーンに次ぐ次の成長シナリオが期待されます。

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2 件のコメント:

  1. こんにちは、キンダーモルガンを調べて辿り着いて以来、フィード登録し拝見しております。最近の投稿はお写真を積極的に掲載されてますね。
    外食産業の市場調査もお疲れさまでした。
    お子様がある程度成長されても仲良く外食できるご家庭って良いですね。
    また色々な記事を楽しみにしています^_^

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    1. Unknownさん、いつもありがとうございます。
      なんだかんだ言っても、家族はいいものですよ。
      今後ともよろしくお願いします。

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