2016年12月28日水曜日

子供の教育と投資

我が子たちの2学期も終わった。

それぞれ、なんとなく目標を持って、部活に勉強に明け暮れているようです。
我々の時代のように、体罰が普通に許される時代でもないが、朝練が常態化しており(私が通っていた学校は試合前以外は朝練は禁止されていた)、妻が朝5時半ごろ起きて支度をしているようで(といっても自分も15分後ぐらいには起きるが)、結構きつそうだ。

今回は特に中学2年の長女(いつも長男のことばかりなので)に関して。


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彼女は、兄貴と違って、塾に行きたい(長男は中学の3年夏までは塾に行きたがらなかった)というので、行かせている。ただし、行くからには、採った科目(英数)は最低限平均点以上の成績は残せよ、とはっぱをかけていた。
(とはいってもクラスの8割以上は塾通いなのですけど)

1年の頃は、英語も数学も平均のレベルが高く、平均点前後がやっとだった。私は陰で妻にブツブツ文句を(本人にわざと聞こえるように)言っていた。

彼女には直接あれこれ言わなかったが、長男の時にはかなり本人に厳しく言っていたので、間接的に聞いているだろう、という思いもあった。

2学期は英数を頑張ったらしく、両方とも「4」が取れたようだ。親のプレッシャーが良かったのか、本人のなんとなく行きたがっている志望校のレベルを意識しているのか、「よかったね」と言っておいた。

長男もそれなりにいい成績だったので、舞浜の食べ放題レストランで祝ってあげた(注:クリエイトレストランツの太っ腹な株主優待券付きであったが)。

しかし、ふと、「塾に行っているんだから、平均点以上を取れ」といった自分は、まるで、年金基金の担当者がアクティブファンドのファンドマネージャーにいうのと同じことであり、アクティブ投信のファンドマネージャーが経営者にいうこと(業界平均以上の業績を挙げないと、経営者の付加価値がないと、アメリカではみなされる)と同じではないか、と思ってしまった。

こういうプレッシャーの与え方は親が子に対する教育として、適切なのだろうか?自分の頭の中が「投資脳」になっているのが、自分で少しショックだった。

一応、「学校の勉強が直接将来に役立つかどうかは、正直怪しいけど、自分の目標と現在の自分のギャップを自分で理解して、そのギャップを埋めるために何が足りて、何が足りなくて、どうすれば埋められるのか、失敗して反省して、次に生かして、できなかったことが少しでもできるようになる、このプロセスが大事で、このプロセスは大人になっても続くから、今のうちに自分なりのコツを勉強から学びなさい」なんて言って、ごまかしてしまったが、、、。


投資信託で市場平均を上回るパフォーマンスを継続することがむつかしい、というデータがあるが我が子には当てはまりませんように。


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2 件のコメント:

  1. 平均点の考え方が面白く、クスっときました。

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    1. ランダムぽてとさん、私生活も投資脳になってしまいましたよ。今後ともよろしくお願いします。

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