日経新聞1面トップの報道です。これが「特ダネ」となるか「ガセネタ」となるかはわかりませんが。。。
出所:日経新聞電子版より |
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日経のすっぱ抜き記事は、過去に「ガセネタ」になったこともありましたね(三菱重工と日立製作所の経営統合とか)。
- 統合後のシェアが4割を超えるため、独禁法上の懸念があること。
- 東燃ゼネラル社内では、規模が3倍近く違う(JXHDの売上高が約10.8兆円、東燃は約3.4兆円)ため、吸収されるのではとの懸念(但し、時価総額ではその差は2倍程度)。
そして
- 株式交換での買収をJXHDは目指すというもの。
東燃ゼネラルといえば、かつてはエクソン・モービル系の日本拠点としての位置づけで(2012年に東燃がエクソン株の大半を買い取った)あった。
このため、株主還元は「親方エクソン」なので他社比積極的であった。
これがコテコテの日本企業に(規模的に)吸収されるとなれば、旧東燃ゼネラル株主にはやや心配なことかな?
あとはJXって、旧日本石油、旧三菱石油、旧共同石油、旧日本鉱業の集合体だったと思う。 そこに東燃ゼネラルが入るのですね。組織としてのまとまり・機動力などが気になりますね。
おりしも、昭和シェルと出光興産の経営統合が正式に発表されたので、日本の石油精製業界は一気に再編が進む可能性が出てきました。
経済産業省はこの業界の再編を渇望していたので、独禁法当局への説得に「援護射撃」してくれるのでしょうかね。
コスモ石油辺りは、「気が付くと誰もいなくなった」という事態になりかねませんね。
我々消費者はガソリンスタンドの再編で、ガソリンが高くなってしまうことを懸念してしまいますね。
(長期保有を前提とした)投資対象としては、やっぱり上流部門(石油・天然ガスの採掘・生産)を持ち、高い技術力、マーケット対応力、しっかりした財務規律や株主還元方針を持つ、アメリカの2社(エクソン・モービルとシェブロン)がいいと思います、あくまで個人的な意見ですけど。
(配当利回りも米の2社は上記両社の2%ほど高いですし、米2社はいずれも「配当貴族企業」として連続増配記録を更新中です)
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