2015年11月11日水曜日

日本空調サービス(4658)の中間決算、好調ではないか

日本空調サービスの中間決算が発表されました。



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売上高  187億円(前年比+4.4%)
営業利益 11億円 (同+23.1%)
純利益  5.7億円 (同+26.7%)
です。

営業利益の会社予想に対する進捗率は49%です。
純利益の同進捗率は47.5%です。
EPS(一株利益)は47.5%です。

これをもって、好調でも何でもないんじゃないか? と考えるのは早計です。
当社は後半に追い上げるタイプの業績を毎年計上しています。


例年第2四半期までの営業利益は50%を切っています。昨年度は約40%の進捗率、一昨年度は約43%でした。したがって順調に来ていると想定されます。

また、不採算取引からの撤退を進めているといっていましたので、利益率が改善していると思われます。さらに、地域の連結子会社を100%子会社化するために投資をしています。したがって親会社株主に帰属する純利益がその分積み増しされる可能性があります。

当社はストックビジネスなので大きく業績が崩れるとは考えにくいです(ただし、売上高の30%弱は空調設備の設置工事なので、この部分はややぶれる)。

以前、個人向けの会社説明会に行ったことがあります。社長が来ていました。まるで落語家のような雰囲気で語り掛けるユーモアのあるかたでした。しかし、株主還元に対してはかなり真面目に語っていました。


この会社も買いましてもいいかなあ、と思っています(注:ご自分で投資判断は下してくださいね)。
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