2017年5月17日水曜日

DRIP口座で投資したAT&Tのこれまでの投資成果

配当利回りと配当の成長率の関係の続きになります。

私がFirstradeで保有しているDRIP仕様のTの状況を見てみましょう。


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取得時期は2011年でした(正確な年月日は記録されていません。すみません)。

200株を数回に分けて取得し、平均取得株価は$29.6でした。当時、$30を下回ると、配当利回りが5.3%ぐらいになったと思います。
投資総額は5920ドル、受取配当は、ざっくり5%とみて296ドル(税込み)でした。

DRIP(配当金自動再投資プラン;企業から受け取った配当金で同じ企業の株を、受取配当金の額と同じだけ、端株単位でも買い付けるという制度。アメリカでは一般的な投資方法)なので、毎年、価値の5%を再投資していることになりますが、私個人の感覚としては、本当に「ホッタラカシ」でした。

2017年の現在、株数は約3割増加して(6年経過しているから、年約5%分株数が増える)、株価は38ドル(S&P500をアンダーパフォームしているはず)ですが、DRIPの再投資もあり、年平均の価値の成長率(CAGR)は9.4%になります。

受取配当金の総額も、296ドル→506ドルへとやはり9.3%のCAGRで伸びました。

実際のDPSの推移は以下の通りです。

過去10年でDPSの年平均成長率は3.1%でした。

Tの投資威力が発揮されるのは、下落局面だと思いますが、サティスファイサーの私はこの程度の投資成果で満足しています。

そもそもマキシマイザーの人は配当金をメインとした投資を選択しそうにないと思いますけど、、、。

2011年の投資環境
スマートフォンの普及が全盛を迎えつつあり、TはVZに先駆けてiPhoneの独占販売権を持っていました(一時期のソフトバンクのような感じ)。それが2011年ごろ(正確な時期は忘れました)で終了し、いよいよVZもiPhoneを取り扱う、ということで優位性が薄れ、株価が軟調に推移していました。

また、固定回線からの収入減少やスマホ販売のための販促費が収益を圧迫するなどがネガティブな意見でした。通信キャリアは決して楽観的な投資環境だとは考えられていませんでした。
(むしろこっちのほうが懸念材料だったかも)

確かアメリカ国債の格付けがAAAから落ちた、といって大変な騒ぎになったと思います(みなさん、アメリカ国債の長期格付けなんて、もはや興味ないでしょ? 当時は大変大きな話題でした)。

ポートフォリオの中で、どっしり着実に資産と配当金を増やしてくれるこういう銘柄は実に頼りになります。

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