2018年12月26日水曜日

株式相場雑感 2018年12月26日







S&P500も昨年末比▲12%(25日現在)となって、大きく調整してしまいました。

もともと私も含め、アベレージな投資家は、(アメリカ経済のことです)2018年はトランプ減税のおかげで高い経済成長率が見込めるが、2019年以降は効果が一巡して、経済成長率が落ちる。

一方、FRBはじわりじわりと利上げを継続するので、2019年半ば~2020年にかけてリセッションに入る可能性がある。

FRBは金利をある程度(せめて3%ぐらいまで)あげておかないと、次の景気後退期に打つ手がないから、できるだけ上げたいインセンティブが働く(金融緩和より利下げの方が説明しやすい)。

という見方だったと思います(多分)。


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だから2018年は新規に株を買うのを控えていました(ってか、そんなに回すカネもなかったけどね)。

株価は景気の半年程度先を行く、といいますので、すでに2019年後半を折込にかかっている、と考えれば、シナリオ通りかもしれません。

単にトランプさんが派手なパフォーマンスをやっているので、それにつけ込んで投資家が売り浴びせた、とも解釈できるかもしれません。

今回はアメリカの住宅市場がピークアウトしているらしいので、そろそろダウンサイドに入るだろうと。

もともと、リーマンショックで、サブプライムローンがやり玉に上がり、住宅市場が冷え込んで、住宅価格も下がって、債務超過に陥るホームオーナー(住宅価格<住宅ローン残高の状態になって、ローンの返済ができなくなったホームオーナー)が続出し、社会問題と化していました。

それが、安い住宅を低いローン金利で買う、という循環に戻って、住宅価格が回復し、リーマンショック前を超えたんじゃなかったっけ?

一方、アメリカ人の平均所得はインフレ調整すればそんなに変わっていない。

後付講釈なら誰でもできるのでしょうがね。

2019年は、一時的に株価が回復するので、売りたい人はそこが売り時じゃないか、と思いますが、それをすぎると、結構下がるような気がします。

もちろん、狙っている銘柄が、ストライクゾーンに来たら、買ったらいいと思いますが、本当に底を打つまでまだ半年以上は先だと思いますので、焦らず、じっくり、しかし、何を買いたいのかだけははっきりさせておきたいものです。

ウォーレンバフェットさんは、「ストライクが来るまで振らなくていい、三振はない」って言ってますね(趣旨)。

あっ、そうそう、ドル円は円高を覚悟しないといけませんね。19年に100円を切るかわかりませんが、ボトム80円台(最大瞬間風速)は覚悟しましょう。

為替に関しては、龍谷大学の竹中教授のロジックを参考にしています。

今も、日本のインフレ率<アメリカのインフレ率なので、趨勢的に円高になる条件は揃っていますから。

私は多分、2015年半ば以降、円→ドルはほとんど両替していません。その逆は時々やっていますけど。
(だから日本株投資が多かったんですよ)

米国金利動向とドル円レートに関する雑感 2017.12.24

2月の投資状況 ドル高で~す。

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