2018年12月9日日曜日

2つのマンマ・ミーア! ボヘミアン・ラプソディとマンマ・ミーア!


2つのマンマ・ミーア! 夏と秋に見た映画。どちらも70年代~80年代のロック・ポップ界のスーパースターに関する映画。

一つはQueenのボヘミアン・ラプソディ。この歌の歌詞に「マンマ・ミーア!」と出てきますね。

もう一つは、本家???マンマ・ミーア!ABBAのマンマ・ミーア!2という映画。初代マンマ・ミーア!はあの名女優、メリル・ストリープが出て話題となった。今回は、女帝Cher(シェール)が出演。

マンマ・ミーア!はABBAのヒット曲のタイトル。

しかし、意外とボヘミアン・ラプソディに人気があるらしい。最近の人はロックとか聞かないのかなあ、と思っていたので意外だった。


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私が映画館にいったときは平均年齢60代という「高齢者向け」映画だと思ったのだが。

この記事によると、若い人はクイーンの音楽そのものが良かったということのようだ。
ボヘミアン・ラプソディ」なぜ若者に人気?「元祖Jポップ」としてのクイーンの魅力 (東洋経済オンライン)

NHKのニュースでは、クイーンというバンドの生き様が共感を呼んだとのことだ

(一度グループが解体の危機にあったけど、フレディが謝って、仲間に収まった。ビートルズは誰かが誰かに謝るということがなくそのまま解散となってしまった)。

実は筋金入りのQueenファンである私から見れば、今回のボヘミアン・ラプソディはQueenの一部でしかなく、この映画を見てQueenが好きになったら、もっと彼らの曲を聞いてほしい。
(結婚式の入場曲に、I was born to love you を流したほどですから)
こんな曲



また、映画のため、話が良く出来すぎている。フレディは、アメリカでゲイバーに入り浸りでエイズに感染して、当時治療薬がなかったので、最終的に死んでいくのだが、死期を悟った4人が作った後期のQueenの曲の完成度はものすごく高いので、ぜひ聞いてほしい。

「Kind of Magic」 「Miracle」 「Innuendo」 などである。

確かにボヘミアン・ラプソディは彼らの代表曲だが、One Vison他重厚でロックな曲はたくさんある。


ケンカの後、ライブエイドで自信を取り戻した彼らが、再結束を曲にしたようなものです。

彼らは80年代なかば以降、アメリカでのツアーはやっていないので(フレディがエイズに感染して、彼がどうしてもアメリカに行くのが嫌だ、と言ったらしい)、世界的にはボン・ジョヴィやヴァン・ヘイレンといったロックグループと比較した場合、名前負けしているかもしれない。

しかし、曲のクオリティーはQueenの方が上だと思っている。

成功したロックグループに名ギタリストあり、と言われる通り、Queenにもブライアン・メイ(アフロヘアーのノッポさん)がいて、彼のギターパートを聞くだけで、ストレス解消になりますね(若い人には共感を持たれないかもしれませんが)。

せっかくボヘミアン・ラプソディでQueenに興味を持ったのなら、死と向き合って歌い続けた後期(それこそライブエイド以降)の彼らの作品を聞いてほしいな、そんなおじさんの思い)。


今だったら、エイズは80%以上治療できるらしい。私が大学生時代は、それこそとんでもなく怖い病気の妄想が膨れ上がっていた。

フレディ・マーキュリーがエイズかもしれない、という噂は、デビッドボウイがエイズだ、という噂程度にしか思っていなかった(ボウイがホテルに女性を連れ込んで、セックスしたあと、「これでお前もエイズの仲間入りだ」といったとか言わないとかで盛り上がっていた)。

2018年の後半は、2つの「マンマ・ミーア!」で楽しませてもらった。

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