2016年10月22日土曜日

ウェルネット(2428)に参戦

オーデリック、フジッコなどと散々迷ったが、ウェルネットを配当金再投資で買った。配当利回り3.9%NISA口座。


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非体面による現金決済システムの開発などを手掛ける。
主要サービスに、

マルチペイメントサービス
例えば、販売会社と顧客の代金決済の後、注文キャンセルなどで返金する場合、ローソンの店頭KIOSK端末「Loppi」に消費者が販売事業者から交付された現金受取番号とIDを入力し、発行された引換券を店頭レジへ持参すると現金を受け取ることができる。

これにより、事業者は顧客個人情報を持たなくてもいいし、消費者は現金をコンビニで受け取ることが可能となる。

Billing サービス
バーコード付払込取扱票付請求書を発行するシステムと同社が契約するコンビニなどの請求代金回収経路を通じて、売掛金の回収業務を代行するサービス。

コンビニ・郵便局で支払可能なバーコード付払込取扱票付請求書は、同社が開発した払込取扱票発行・収納情報受信ソフト「コンペイ君」を使用することで、販売事業者自身が自ら簡単に印刷することができ、かつ入金情報受信及び入金消込も「コンペイ君」で行うことができる。

バスIT化ソリューション、バス盛くん
長距離バスのチケットをネットで予約するためのプラットフォームを提供。利用者は窓口に行く必要がない。コンビニなどで発券してもらえる。100社以上のバス会社が参加しているため、業界ではデファクト化しているそうだ。
バスのみならず、航空機(但し最近は自社HPが多い)、フェリーなどでも導入が進む。

新商品として、スマホでバスチケットを注文し、スマホで乗車までできる様なサービスの展開を始めようとしている。

アプリの検索機能が全て無料で利用でき、位置情報からバス停・目的地までの徒歩ルートを表示、検索結果から高速バス乗車券が購入できるようになった。これにより物理的に見えていただけのバスが、本当に「見える」ことになり、バス利用者の増大につながると考えている。

チケットもコンビニ発券に加え、スマホ画面に表示される電子チケットが加わり、24時間いつでもどこでも手元のスマホでチケット購入できるため、ユーザーの利便性は飛躍的に向上する。

という事業を行っている。

業績は四季報によると以下の通りである(百万円)
来期の利益が大幅に落ち込んでいる。これは上記の新商品を売り出すための販促費用である、と会社側の説明(会社予想は営業利益1,000百万円~1,500百万円のレンジで提示)。

業績はこれまですこぶる順調だったが8月の決算発表に、この減益のレンジ予想を行ったため、株価は急落。
下げきったか否かわからないが、以下の理由により、購入に踏み切った。

コンビニでのバーコード付きの請求決済サービスや長距離バス会社からの信頼は高く、ここには参入障壁がありそうだった(つまり売上高の見通しは堅そうだ)。

スマホでバスチケットが買えて、電子チケットでバスの乗車が可能というのは、どれぐらい時間がかかるかわからないが、浸透する(つまり新商品はうまくいく)と思った。

つまり、業績に関しては、コストコントロール(新商品の販促費をどこまで投入するか)次第であり、ある程度経営コントロールが可能ではないか?

株主還元策は、株主還元性向100%を基本としている(配当以外は自社株買い)。

来期配当金50円は確約(無借金経営で、現預金が150億円あります。一方時価総額は250億円。株価の半分以上がキャッシュの割安銘柄。R&Dにお金はかかるけど、製造業のように業績悪化局面で利益が制御不能に陥ることはないだろう)。

社長の理念に賭けてみようと思った(ビジネスの意味、醍醐味を「自分の可能性を信じ続け、自分があったら便利だなと思う仕組みを自らリスクをとって開発し、すぐに提供できる具体的な形として提供する事」と考えているとのこと)。

そう考えると、営業利益が20億円に戻る可能性があり、配当利回りもほぼ4%あり、フィンテック関連と考えれば、一枚かんでおいて良いだろう、という感じ。

1年ぐらい前から追いかけていて、ちょっと高いなあ、と思って眺めていたら、6月決算で減益予想を出してきて、「どうなっているんだ?」と疑心暗鬼になっていたが、さらに調べて、業績はコストコントロール次第で、キャッシュが積みあがっているし、配当は大丈夫だろうし、社長さんも意気込んでいるし、と判断し、えいやって感じ。

今以上の投資に関しては、相場の大きな流れと業績の進捗を見ながら、次の一手を考えることとする。相場が崩れても業績が崩れなかったら当然買い増しするだろうけど、そんな都合よいことがあるのかは疑問ですが。

投資判断はご自分で


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