2016年10月16日日曜日

株式投資ゲーム

1000万円の投資資金があったとして、7月上旬の日経平均225銘柄から好きなものを選択して、投資しなさい(もちろん擬似投資)。


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じつはこれ、うちの長男の高校(一年生)の現代社会という科目の夏休みの宿題だったそうだ。9月になって、もっとも株価パフォーマンスが良かった人が良い成績なんだって。

私の高校時代と違って、金融リテラシーも教えるのか。と感心していたが、以下のことを聞いてがっかりしたと同時に、高校生に株式投資を教えるのは、結構むつかしいだろうとも思った。

選択材料になったのは、直近の株価動向や新商品発売などの材料程度だそうだ(もちろんクラスメートには業績見通しやPERを加味した人もいたかもしれない)。

高校生なので消費者関連などバイアスがかかった投資対象にならざるを得ない。

2か月程度の株価動向で勝負が決まるとなると、ほぼ運不運的な銘柄選択とならざるを得ない。

結局、息子が「投資」したのは、ローソン、しまむら、ブリジストンがメインだったようだ。最初に聞いた時は、「おっ、いい線いってるじゃん」と思ったが、「なぜそういった銘柄に投資したのか?」と聞くと、直近の株価推移が下落していて、よく知っている銘柄だから、との答え。

パフォーマンスはイマイチだったようだ。「株式投資」らしきものが面白かった、というより、夏休みの宿題の一つを片付けた、という印象しかなさそうに見えた。ちょっと悲しかったけど。


子供に株式投資の実際を知ってもらいたかったら、もう少し継続的に株価や動向をウオッチするような仕組み作りが望まれるなあ。これでは、株式「投機」ゲームだな。ちょっと残念。

彼らは一応、親父が自分たちの名前を使って、株式投資をしているらしい、というのを知っているようだが、何も聞いてこないので、こちらもたいして答えていない。

半年に一回、マクドナルドの優待券をこずかい代わりにあげたり、すかいらーくの食事券で家族で外食したりする際に、桐谷さんが話題になったりする程度だ。こちらも投資資金(将来の大学進学の学費などに使えればと思っている)を今アテにされても困るので、あまり話題にしないようにしている。

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