2016年10月6日木曜日

TOPIXバリュエーション 9月末時点

しばらく忙しさにかまけてサボっていた定点観測。

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これまで低いPERだった鉄鋼、非鉄金属などが目を丸くするようなPERの高騰ぶり。

たぶん、円高などで業績下方修正している(またはするはず)のだが、株価はそこまで織り込んでいない、あるいは、赤字が原材料などの評価損なので足元の仕事量がそこそこあるので、巡航速度ベースの業績見通しをそこまで悲観していない、とかそんな感じだろうか?(石油メジャーの評価もそんな感じだろう)。

むしろ円高による原材料安を織り込んでいるのだろうか?
はたまた、中国の景気が小康状態からやや上向きにあるので、それに反応しているからか?

TOPIX全体は時価総額が大きそうな、銀行、情報通信、輸送用機器などが低めに評価されているので、全体では16.82倍と適正温度となっている。業績の見通しが悲観的になっているのだが、株価はそこまで織り込んでいないとかそんな感じだろう。

今月から予想PERの推移をグラフ化してみた。S&P500はサボっていた間のPERが取れずじまい。



金利の高い米国市場のほうがPERが高い、という少し理解がむつかしい状態になっている。単に米国企業のほうが、成長力がありそうな企業(faceBookとか)がしっかり評価されていて、なおかつすでに数兆円単位の時価総額があるので、影響力が大きい、とかそんな感じではないか?

新日鉄やJXホールディングスが高いPERで評価されるのと、エクソンやシェブロンが高いPERで評価されるのでは、平均値に与えるインパクトが違うというものだ。

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