2016年11月1日火曜日

久々の同窓会と健康管理

大学時代の仲間と久しぶりに飲み会をやった。
皆比較的、体系も変わらず、大学時代の服装がスーツになった程度かもしれない。

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なぜ集まったか?
ほとんど安否確認の様なものだった。毎年一人ずつ共通の同級生が先だったからだった。

2年前に一人が大腸がんで先立ってしまった。お腹の調子が悪い、ということで医者に診てもらったら、フェーズ4と診断され、抗がん剤で延命はできるが完治はむつかしいと告知されたらしい(告知されたのは5年近く前だったらしい)。

本人(妻子あり)は、それからずっと日記を書いており、自費出版(と遺言して)闘病生活を終えたらしい。

そいつは、身長が188センチもあり、豪傑さが売りで、酒も豪快に飲んでいて、三国志でいえば、関羽の体に張飛の精神が宿っているような感じの男だった。したがって大腸がんと聞いて、なんとなく複雑だった。

明日がお通夜だ、というときに電話がかかってきたのだが、いかんせん京都で通夜をやるということだったので、弔電を手配したのち、香典返しと一緒にその本が送られてきて、告知後のことが書いてあって、ショックだった。あまりにもショックで最後まで読むことはできなかった。

残された奥さんと子供(といっても高校生の娘さんだったが)を思うと他人事には思えなかった。


続いて昨年は、もう一人の同級生がくも膜下出血で突然倒れ、数日後ダメだったということを知った。

そいつは、広告代理店に就職し、その後脱サラで自分でコピーライターとかコラム投稿の様なことで生計を立てていて、毎年来る年賀状はストレスフリーな生活を送っているとしか思えないような、我々金融系のお堅いサラリーマンからみれば「自由な」カラーが出ている年賀状だった。

したがって、最初の同級生と違って、「なんであいつがくも膜下出血??? 嘘だろ?」というのが第一印象だった。この病気はどちらかといえば、ストレスとか寝不足とかが引き起こす可能性がある病気だと聞いていたからだ。それと、命だけは食い止めることが比較的可能(その後の後遺症は仕方ないとして)と聞いていたのに、いきなり、というのもショックだった。

結局、残った同級生で、あれこれ話をしていて、みな自分なりの健康管理をしだしており、比較的大学時代と変わらない印象を持った、という次第だ。

自分もブログには書いていないが、それなりの病気を患ったこともあり、健康管理にはそれ以降気を遣いだした。これまでの不摂生を嘆いても仕方ないので、今からできることをやろう、という感じである。

仕事仲間でも50前後の人は、「まだ大丈夫だよ」と言っている人が多いが、個人的な感想では、40を過ぎたら健康は過信してはいけないし、大事に管理して初めて普通の健康状態が維持できる、いい加減な管理をしていると、必ずおかしくなる、ぐらいのネガティブチェック感覚でいたほうが無難ではないかと思う。

今では血液検査・血圧・血糖値はほぼパーフェクトで、体脂肪率も13%~15%ぐらいなので(身長174センチ、体重6061キロで高校1年ごろの体重と同じになった。3年前は体重が79キロ、体脂肪率も25%前後あった)、数値上は至って健康である、と言えるが、これは限られた数値上のことであり、野球でいえば、ブルペン・キャンプあるいは紅白戦ではよいが、いざ開幕するとその通りの力が出るか不安な若手駆け出し選手の様な心境かもしれない。


私の様な健康に気を遣う人が増えると、タバコ産業や製薬産業の株価も暴落するかもしれないですね(笑)。自分ではそういった銘柄で配当をエンジョイしているのですが、それはそれと割り切っています。

しかし、「賢明な投資家」である読者の方は、賢明な健康管理と「健康への投資」をされることを管理人としてはお勧めします。

いったんダイエットに成功すると毎日体調がいいですよ。

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2 件のコメント:

  1. 私も高校や大学の同級生を大腸癌で亡くしました。死亡した人の過半は大腸癌です。死人に鞭打つことになるかもしれませんが、大腸癌ほど癌死予防が可能な癌はありません。消化管の癌や、他にも、肺癌、前立腺癌、乳癌。子宮頸癌、子宮体癌などで死ぬのは、あまりに勿体無いので、検診を受けましょう。膵臓癌は、早期発見が難しのですが、健診や人間ドックで行われる5分か10分ぐらいの超音波検査を過度に信頼してはいけません。最低30分かけないと、早期の膵臓癌は見つかりません。残念ながら、現時点では、それが予後の改善に結びつくかというエビデンスはありませんが・・・。

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    1. KAPPAさん、コメントありがとうございます。
      私も、血液・血管の健康(高血圧とか糖尿病予防)といわゆる腸活を健康のバロメーターとしてやっています。
      がん検診は胃だけはやっています。
      来年から50になるので、大腸がんもやろうかと考えております。おっしゃる通り予防できる病気で寿命を縮めるのはおろかだと思います。

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