2016年11月23日水曜日

TPPに天地異変?? 日米経済政策が逆転 トランプショック

私は経済の物心がついたとき(多分テレビのニュース番組で高校生から大学生ぐらい)から、あるいはもっと歴史を紐解けば、ペリーの浦賀来航までさかのぼって、江戸幕府に開国を迫ったように、アメリカが日本に自由貿易を説くのが常だと思っていました。


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しかし、今回、ドナルド・トランプ氏がTPPから離脱を表明したとニュースで伝えられました。

安倍総理は以前から、アメリカにTPPに参加するように要請していました。

~ん、つい23年前までは立場が「これまで通り」アメリカが日本に参加を要請していたのに、日本がアメリカに自由貿易の重要性を説くとは!!!

自由貿易はアングロサクソンのオハコ(十八番)だと思っていましたよ!
(大英帝国も、繁栄は18世紀から19世紀にかけた自由貿易が根本にあったはず)

ただ日本の国内世論はどうなんでしょうね?今そんなに景気が悪くない点と、小泉進一郎氏の農業政策などもあって、あまりうるさくないように思いますが。

TPPによる日本への経済影響はそれほど大きくないと思っていますが、日本が自由貿易圏に一歩前進という政策的な意味合いは大きいと思っていたので、ちょっと残念です。

まだ決まったわけでもないですけど。

ただし、日本は本心で自由貿易が良い、と思っている、というより、いったん決まったものをいまさら覆されると、色々めんどくさい、国民にあれだけ言ったのにメンツがつぶれる、という感じではないか、というのが私見です。

農業従事者はTPPでは、東南アジアやオセアニアの安い農産物が入ってくるので嫌いなんでしょ? 日米二か国間で自動車関連の関税をまとめればいいんでしょ?(EPAでもいい)
ただし、アジアのみんなで中国を仲間外れにする、という外交目的が後退しちゃいますねえ。
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