2016年11月16日水曜日

配当株投資 トランプは関係ない 狙った獲物の株価と価値にフォーカスするだけ

アメリカの大統領選挙が番狂わせに終わり(注:いつまでも「予想外」というのはやめよう。私も含め、自分の予測能力がダメだっただけだ。今マスコミ・専門家が言っているのは、外した自分の見識のなさをあと知恵で言い訳しているだけだ)、それでも相場は動きます。


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さて、配当投資家にとって、「トランプが大統領になったら、こういうセクターが良くて、こういうセクターはダメという株式市場関係者たちの意見は、まあ参考程度にして、今こそ、今後とも連続増配の可能性が高いハイクオリティな銘柄で、各人が狙っていた銘柄を少しでも良い価格(つまり低い株価)で得られる機会が来た、と小躍りすべき時だと思います。

なぜなら、あなたが唾を付けているその銘柄は、

まず、
中長期にわたり持続的な一株利益(EPS)の成長が見込まれ、それと同時に一株配当(DPS)の成長も見込まれるから。業績チェックも業界動向も(完璧に把握するのは社長でも無理だが)当面問題なさそうであるから

次に、
経営者は繰り返し・繰り返し、株主還元の重要性とりわけ配当政策については丁寧に投資家に語り続けているはずだから

最後に
あなたは、その株を5年から10年程度は保有し続ける「つもり」で投資しようと考えているから

です。

こういった銘柄をしかるべきタイミングで、買う限り、配当株投資の失敗する確率は(ゼロは無理だと思いますが)、かなり低く抑えることができると信じています。

向こう3年から5年にかけて、年平均のDPSの成長率が7%~10%見込まれる銘柄の配当利回りが3%を超えていれば、十分検討の余地があると思います(NISAならなおさら)。

そして、今為替はかなり円安に振れています。円が安い、にもかかわらず、投げ売り状態の日本の配当株は良いような気が個人的にはします(ドルで配当金が溜まっている人はドルで米国株を買ってもいいと思う)。

すでに、KDDI9443)やAbbVieを買ったことはブログにも書きました。

新たに日本たばこ産業(2914)を買い増ししました。

個人的には為替については、依然実力レートより円安だと思っていて、今円をドル転することはあまり気乗りしません。ベライゾンやエンブリッジの配当利回りが5%台になれば買いに向かうかもしれませんが。。。


投資判断は、個人でお願いしますね。

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2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    JTを追加されたとのことですが、私もJT追加しようか売却しようか悩んでいます。
    私達の世帯の喫煙者は吸い続けるでしょうから問題ないですが、今の高校生を含む若者の喫煙率が急減してて、更に結婚率が下がってて少子化も急速に進んでいるので、将来喫煙率が5%以下になってもおかしくないと思いますが、それに伴ってJTの収益がだんだん落ち込んだり、最終的には高収益だったゼロックスなどのように淘汰される心配はないでしょうか?
    もし上記懸念によってPERが10倍とかならわかりますが、今のPERは米国株と比べて特段割安でもなさそうなので、永久保有銘柄として「期待値」的にふさわしいかどうか悩んでいます。
    いずれ1箱1000円になったり、グロテスクなパッケージになったりする可能性もあると思います。
    途中でうまく売却できればいいですが、それをしない超長期保有について、JTの場合どうお考えですか?

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    1. 個人的には、当面ホールドし続けるつもりです。
      絶対に売却しない、などとは言及したつもりはございません。
      将来のことは私にもわかりません。
      個別銘柄の投資判断は自己責任でお願いします。参考にならなくてすみません。

      削除