恒例のPER推移。
週末をまたいでしまいました。
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指数的には割安になっています。
しかし、各企業の業績予想の前提である為替レートは115円を超えていると思います。今期の為替レートは予約済みでしょうが、来期以降はまだそれほど予約が進んでいないと思われます。
一方、株価はリアルな為替相場に左右されていますが、言い換えれば来期以降の業績予想を織り込んでいきつつある、ということになろうかと思います。
したがって、今のPERが割安か否か、なかなか判断しづらい状況かな、というのが見方でしょう。
個人的には医薬品なども、大手銘柄は海外売上比率が大きいので、為替の影響を受けると思うのですが、相変わらずの高さですね。
一方、食料品などは、値上げ済みで売上高は比較的堅調、円高で原材料の削減余地があるなど有利な気がします(しかし、実際には「円高還元祭」などでセールをするのだろう)。
ただし、日経平均が16000円台ぐらいで、PBRが1倍すれすれになってしまう全体の状況がなんとも情けないですね。たぶん収益力不足なのでしょうけど(昔の利益の蓄積があるだけで、今の収益力はたいしたことがない、ビジネスモデルが古くなっている可能性)。
PBR1倍割れの業種
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