AT&Tのような「退屈な銘柄」でも、それなりのリターンを生んでいる例として。
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実際にAT&Tを買ったのは2011年2月からです。その後8月までの約6か月間で200株ほど買いました。
この株はDRIP口座で買った銘柄であり、そのまま配当金の自動再投資を続けています。
2016年3月現在、株数は249.9株となっています(別途NISA口座にもあるが、それは今回対象外とする)。
年率換算は5年半でざっくり見てみました。
この当時、株価は全体的に割安で、AT&Tも例外ではありませんでした。配当利回りはやはり5%代後半から6%ぐらいあったと思います。
当時からどのような配当利回りや増配率の銘柄を買うのがいいのか、結構考えていました。
(これは2012年の記事ですけどね)
DRIPの配当再投資に向ける配当をどのように利回り計算に入れるのかは、意見が分かれますが、個人的には、要するに証券会社口座にいくら入金して、いくらになっているか、にしか興味がなく(その中でも受取配当金額)、再投資資金はコストとして意識していません。
(これもコストだ、という人はこの記事を読み飛ばしてください)
Firstradeの場合、自動再投資にコストかかりませんし。
結局、5%の高利回りだが、増配率が2.5%しかなかった。しかし、DRIPで自動再投資すれば、株数が増えた分だけ配当金が増えるため、受取配当額は年率7.7%になっていた、という風に自分では解釈しています。
年率7.7%の配当金増加額は、ブルーチップの平均並みでまあまあいい数値だと思います。
加えて、AT&Tは配当利回り6%の非常に高い発射台があったので、配当利回り3%で増配率が10%の銘柄より、受取配当額の絶対値は大きくなっているはずです。
当初投資額 1000ドル 配当利回り6%なら、初年度受取配当額は$60.
当初投資額 1000ドル 配当利回り3%なら、初年度受取配当額は$30
各々$60、$30から年率換算で7.7%、10%ずつ配当金が増加していくことになります。
10年後、6%銘柄の配当金は約126ドル、3%銘柄の配当金は78ドルになっています。
こういう銘柄もポートフォリオに一枚かませていると、投資の安定感が増すと思っています。
こういう銘柄もポートフォリオに一枚かませていると、投資の安定感が増すと思っています。
(話を分かりやすくするために、税金の議論は割愛しています。実際には、米国で源泉される10%は外国課税控除で確定申告すれば、所得に応じて戻ってきます。一方、20%分は計算して別途納税する必要性があります)
日本でDRIPができるといいですねえ。
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