駅前のダイエーがイオンに代わって、リニューアルオープンした。
リニューアルといっても、大きな設備投資をしたわけではなく、店内の雰囲気がより一層黄色から赤紫色になっただけであったが。
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店舗に入ると、いきなりトップバリュー商品の大売り出しをやっている辺り、どうも好きになれない。
サラリーマンの私がスーパーで何を買うのか、といえば下着やネクタイあるいはお決まりの食品群などである。
お決まりの食品群の中に、大塚食品のSoy Joyがある。小腹が減った時に一つ食べるのにちょうどいい(糖質も10g程度だし)。
そのダイエーではSoy Joyは従来1つ92円程度(税前)で売られていて、私が知る限りこの価格はオーケースーパーというEvery Day Low Priceのスーパーと同価格帯であり、「ダイエーもなかなかやるじゃん」と思っていた商品だった(ちなみにこの会社の創業者はセコムの飯田氏の実兄弟であり、近所では大評判の安売りスーパーだ。例えば数年前だが、グリコジャイアントコーンがコンビニで120円のところ80円を切るような値段で売っていた)。
なお、その旧ダイエーから約1キロ離れたところにヨーカドーがある。ヨーカドーではSoy Joyは1つ112円程度(税前)で売られている。
Soy Joy1個で20円も価格差があるんだったら当然、オーケーかダイエーか、ということになりますね。
(私はSoy Joyを10から15個まとめて買うことが多い)
しかし、イオンとなって店内に入ったら(特にレイアウトなどは変わっていなかった)、Soy Joyは1個112円に「値上がり」していてびっくりした。
「え~?なんで~?」
ちょっとムッとして、買わずに辺りを見渡すと、なんと、トップバリューでSoy Joy的な商品が1個90円少々で売られているではないか!!!
「トップバリュー商品を売るためにナショナルブランドを値上げしたんだな!」
と思うと、かなりむっとしてしまった。
以前、「カロリーメイト」のトップバリュー版がやっぱり安かったので、材料表示を見たら、「カロリーメイト」はバターを使っていたが、トップバリュー版はマーガリンになっていて、即購入拒否した経験があった(マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれている)。
それ以来、トップバリューは原材料表示をよくよく眺めて選ぶことにしているが、Soy Joyの場合は条件反射的に拒否してしまった(もっともSoy Joyも単なる「菓子」ですけどね)。
そのイオンは駅前立地なので、今後も使うとは思うけど、どうも好きになれないなあ。
関西人の私から見ると、ダイエーのブランドを残してもよかったと思うのですがね。
イオンREITなどがあるので、以前ほどでもないにせよ、イオンがダイエー化しないか大丈夫でしょうかね。
今、小売りは、セブンアンドアイ(実質的にセブンイレブン)、ローソン、ファミリーマート(ユニーを統合予定)などコンビニ > GMS の世界になっていますね。
かつてはコンビニといえば、GMSの子会社という位置づけだったんですが、親子逆転しています。
今でもGMSが主力のイオンはかなり厳しいような印象を受けます。私は靴でも牛乳でもお菓子でも服でも「トップバリュー」というブランド一本で攻められると、非常に違和感があります。
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