先日のIRセミナーの私の目玉はオリックス(8591)。
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約1年前に株主優待に「ふるさと優待」を新設し、これを目当てに新規投資を実施した。株主優待目的で投資するのは、個人的にあまり気が進まなかったが、配当利回りも悪くなく、「ふるさと優待」はオリックスの取引先から5000円相当の商品を選択できる、という太っ腹で、目がくらんでしまった。
昨年オーダーした優待はこれ。「チーズオムレット」。函館のチーズケーキのようで、家族には人気でした。
家族に株式投資を理解してもらうためにも、優待がある(桐谷さんなどのTVをよく見ている)と便利だ。
しかし、「結局何をやっている会社なの?」という疑問が残っていて、1単元以上の買いはしなかった。
そのまま約1年が経過して、大和さんで会社説明会があると聞いていきました。
細かいことは除くとするが、さすがに不動産に傾倒していたリーマンショック前の反省から、ストックビジネスで安定収益を目指そう、という経営戦略になっている、という点が少し新鮮でした。
これらの業務は、ハートフォード生命の買収(生保契約はストック)、ロベコという欧州の資産運用会社の買収(アセットマネジメントは基本的な仕組みはBlack Rockで理解している)などで拡充しているようで、利益の6~7割はストック安定型のようである。
と、なると景気の現状がピークなのか、まだ上り坂なのかという点が気になりますが、金融系への投資も少ないことですし、今後の買い増しを考えて行こうと思います。
買い増しといっても、まずは子供名義口座で優待ゲットをすると思います。下手をすればJ-REITよりも配当利回りが高いかもしれないので、買い替え候補として。
オリックス
PER 7.8倍
配当利回り3.01%
一株配当 45円
配当性向 20%程度
株主優待 5000円相当の取引先商品、レンタカー・旅館などの割引券
株価 1497円
この2つの図を総合すると、収益が大きくぶれる要因は、不動産と事業投資および法人金融サービスのようです。
法人金融がぶれるのは航空機リースの契約などによるようです。航空機リースはそう簡単にデフォルトしません(最近スカイマークとかありましたけど。リースなのでたぶん債務者も必死で返すと思う。返済できなくなると、現物利用をストップさせられた場合、債務者の事業継続ができなくなるから)。
事業投資は、いわゆるプリンシパル投資でしょう。不況時に売却して損をこく可能性は残るものの、ある程度ぶれるのは仕方ない。
不動産事業がもっとも水物の可能性が高い。
海外は中国関連資産は2000億円程度と言っていました。為替による影響も最大限ヘッジしているようないい方(現地債務でヘッジしている)。
メンテナンスリースとリテールは安定的といってよいような気がします。
金融なのである程度のボラティリティを覚悟して、小さいポジションで優待を楽しむ向きには、1枚~数枚程度なら許容範囲かな、と。メガバンクよりは良い(自由な事業形態)のではないかという感想。
もっともリーマンショック時に、某大手証券が引き受けた債券が売れ残って処分に大変だったとか、一抹の不安材料もある。
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