2015年6月2日火曜日

日本の資産運用会社の甘さ






こちらのブログを読んで、納得した。

GPIFの運用手数料が安すぎる、とGPIFの受託運用会社が言っているらしい。

しかし、世界最大の資産運用会社であるBlack Rockの株主をやっている私から見れば、グローバル的に見て、時代遅れの議論のように思える。

Black Rock社はパッシブ運用の部門で、ライバルVanguard社と激しい運用コストの削減競争を行っています。

インデックス・ETF運用の上位2社が激しく争っている関係上、それ以下の企業もコスト競争が激しいです。

資産運用会社のビジネスモデルは、資産残高を多くして、単位当たりのコストを顧客に還元し、さらに運用資産を増やして、というのが基本です。

(もっともBlack Rockではオーダーメード的な運用も力を入れているが主力はETFや債券のパッシブ運用です)

インデックス・ETF等パッシブ系の方のブログやニュース記事(頻繁に読まないが)を見ると、必ず信託報酬率の低さやコストの低さをファンドの選択基準の重要な決定ポイントにされています。
公金を預かるGPIFの運用コストが高くていいわけありません。

自らのコスト体質を棚上げして、「公金」からさらにフィーをせしめようとするのはいかがなものでしょうか?




Black RockVanguard社の競争ぐらい同業者だったら知っているだろうし、経済新聞さんも人の話を聞いて書くだけではなく、広い視野で論じてくださいね、読者は高いカネ払って新聞読んでいるんだから(注:私はいかなる新聞も採っていません)。

もちろん私はたまたまBlack Rock社の株を持っているので、彼らの業界や業績の基本的なことを知っていたまでです。

日本の資産運用会社とBlack Rock他世界的資産運用会社の実力の差は以下のブログ記事をご参照ください。個人的な感想ですが、ニューヨーク・ヤンキースと高校野球位の差があると思いました。


但し、もっと問題なのは、そのような時代遅れの会社のカモになっている我々一般投資家のリテラシーでしょう(もちろん、中には有効活用されている方もいますけど)。

大手金融機関の傘下であぐらをかいているのとその道だけで食っていく企業の差でしょう。もちろん資産運用会社がすべてパッシブがよいとは申していません。
年金運用は基本はパッシブだと思ったので、その論調で書いたまでです。

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